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エキジビジョン

兎の目のうごきの睡り|水野 亮 ・ 楊 雅淳 ・ 西山 仁

ワンダーシードプロジェクト

  • 会 期:
    2005年09月30日(金) - 2005年10月30日(日)
    休館日:
    月曜日 (月曜日が祝日の場合は翌日火曜日)
    時 間:
    11:00 - 19:00
    入場料:
    無料
    主 催:
    トーキョーワンダーサイト
    (入館は閉館の30分前まで)
    会 場:
    トーキョーワンダーサイト渋谷
    アーティスト:
    水野 亮 / 楊 雅淳 / 西山 仁

ワンダーシードプログラムの第3回は、2004年TWSにおける"calling"で注目された水野亮と楊雅淳、そして2005年府中市美術館で公開制作を行った西山仁をご紹介します。水野亮は、鉛筆やインクペンで自動筆記のように得体の知れない生き物や存在を書き留めてゆきます。そのどんどん真っ黒になってゆくドローイングのイメージの速度は、見るもののそれをはるかに超え、濃い闇の中から浮かび上がるイメージを読み取るために私たちは感性を総動員しなくてはなりません。楊雅淳の絵画は、私たちに霧の中のような景色を垣間見せてくれます。露出オーバーのような表面を戯れる色彩と描かれた風景は、どちらが背景となるわけでもなく、不思議な奥行き感を醸し出します。そしてその構成は水墨画を思わせるものがあります。西山仁は、山のような自然とも体内的な風景ともいえるような空間を立体として現出させる作業を続けています。初期の木材の積層による造形から、現在では発泡スチロールを用いて、彼の作品の底流である水や雪により近い透明感のある存在の空間を創出させています。かれら3人に共通するものは「半眼」の状態とも言える、世界との距離感でしょうか? 私たちは昼の間、活動をしながらも、脳の一部では夢を見ています。この現実に生きているようで、実はいくつもの世界を生きているのです。寝ているときも、何かを見ているように。今回の作品たちはそんな多層的な世界を垣間見せてくれることでしょう。

今村有策
トーキョーワンダーサイト館長、東京都参与



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会場風景

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