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エキジビジョン

アートバトルロワイアル―オルタナティブなアートの地平を求めて―

Oコレクションによる空想美術館 第9室|第10室

  • 会 期:
    2010年06月05日(土) - 2010年07月25日(日)
    休館日:
    6/7・14・21・28・29・30、7/1・2・5・12・20
    時 間:
    11:00 - 19:00
    入場料:
    無料
    主 催:
    公益財団法人東京都歴史文化財団 トーキョーワンダーサイト
    協 力:
    岡田聡(アートアセファル代表)
    会 場:
    トーキョーワンダーサイト本郷
    アーティスト:
    第9室(6月):栗原森元、SWAMP PUBLICATION、DIG&BURY
    第10室(7月):0000、カオスラウンジ、now、20TN! 

    イベントチラシをダウンロード (532.3 KB)

 2007年より開催している「Oコレクションによる空想美術館」は、現代日本の若手アーティストの紹介とともに、コレクションによる世界の展開と意味を問いかけてきました。昨年度の第7室と第8室では、オルタナ・モダンと題し、現代が失いつつある共同性にフォーカスしました。本年度は、7組の若手アーティストグループの新しい活動そのものに焦点を当てます。加速を増してめまぐるしく移り変わる現代、アートはより'生もの'、その瞬間、その場の出来事、関係性が生まれる事そのものを表現し始めています。このような動きの中で、コレクションとは何なのか。何をコレクションするのか。「'コレクション'という名詞形から、'コレクト'という動詞形へ」が今回の課題です。

■ 関連イベント: 第10室


            
日時:7月25日(日)

15:00-18:00
20TN!による音楽と南風食堂を迎えてのフードエクスペリエンス
「スモークもくもくの中で食べる料理」

18:00-19:00  
クロージング・イベント
(ソーラン節を踊ります!) now、加藤愛☆マドンナ


===  終了したイベント  ===

日時:7月3日(土)※終了しました  
   オープニング・レセプション  17:00~18:00
    ※当日はTWS-Emerging 2010も同時開催、アーティストトーク(16:00-17:00)・交流会(17:00-19:00)を実施いたします。本展ABRとともに、どちらもお見逃しなく!

   トーク・イベント18:00~19:30
   第10室出品グループ
  (0000(オーフォー)、カオスラウンジ、now、20TN!)によるディスカッション

日時:7月19日(月・祝)16:00-  ※終了しました
   7月25日(日)までの会期中、nowはセメントで象られた
   「今」という文字の大きな作品≪今から≫を壊していきます。
  19日(月・祝)には破壊した「今」の内部から取出した素材で
  作品を再構築していきます。
  ご来場頂いた方もご参加頂けます。

■ 関連イベント: 第9室

オープニング・レセプション  日時:6月5日(土) ※終了しました 
  17:00~19:00
   ※当日はTWS-Emerging 2010も同時開催、
        アーティストトーク(16:00-17:00)・交流会(17:00-19:00)を実施いたします。
        本展ABRとともに、どちらもお見逃しなく!

トーク・イベント         日時:6月19日(土) ※終了しました  
  18:00~19:30
   第9室出品グループ(栗原森元・SWAMP PUBLICATION・DIG&BURY)によるディスカッション




 これまでのOコレクションによる空想美術館では、僕のもとに集まってきた作品について毎回テーマを決めて作家別に展示してきましたが、今回はコレクション展の考え方をさらに拡張し、単に過去の作品をレトロスペクティブに展示するのではなく、これからのアートシーンを占うことになるであろう何組かのグールプによるプロスペクティブな展覧会をおこなおうと思います。世界は急速に情報工学化しその様相を激的に変化させました。そして当然アートもその変化に呼応するように、社会に対するその役割や意味を大きく変えざるを得ない時期にきているように思います。そんな状況のなかで、最近現れた興味深い何組かのアートグループについて、もっと深くその全貌を知ろうというものが今回の展示です。彼らの作品の善し悪しというよりは彼らのアティチュードのなかに、今後のアートの方向性を占う未知なる可能性が潜んでいるような気がしてならないのです。
 彼らの活動はそれぞれ全く異なります。ただその表現内容を超えて幾つかの共通点があるように思えます。彼らは、その温度差はあるでしょうが既存のアートシーンに対して一定の距離をとって活動しています。ひょっとすると彼らはもう既存のアートシーンなどどうでもよいと考えているのかもしれません。また彼らは、個人的な活動を超えたところに単なる個々人が集まった制作集団といったもの以上の意味を、言い換えれば彼ら自身の活動のアイデンティティーを見出しているように思えます。世界がどんどん変化しているなかで、彼らの活動は本能的に今の時代に対応するリアルなアートのあり方を模索しているように見えるのです。
 自明のことですが、彼らの活動を従来のアートのフレームのなかで考えても理解できないし意味はないでしょう。では彼らを理解するにはどうしたらよいのか?それにはこれまでのアートのフレームとは全く異なる、新たなフレームが必要であることは言うまでもありません。僕たちはその新たなオルタナティブなフレームを見つける(創りだす)ことができるのか?そしてもし見つけることができたなら、それはどんなものなのか?
 今回は展示の方法として、バトルという方法を考えてみました。バトルと言っても勝ち負けを目的としたものではなく、それぞれのグループの表現内容をより鮮明にさせ、互いの交感をよりリアルに密にすることを目的としたものです。実際には作品展示の水準のバトルと、バーバルな水準のバトルをおこないます。各々のグループにバトルといういささか野蛮なぶつかり合いをしてもらうことによってグループ内のプライベートな表現空間から、よりパブリックな広がりをもつ幾つものコミュニケーション空間が生まれ、そしてその重層的な空間のなかに必ずやアートにおけるオルタナティブな地平が、その姿を露にすると思っています。
アートアセファル代表 岡田 聡

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栗原森元≪松≫ 2010、紙、インク


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SWAMP PUBLICATION 
The scenery of a beautiful Cancer

インスタレーション風景、NADIFF a/p/a/r/t


fuji05.jpg
DIG&BURY≪極東斬新(Mt.Fuji)≫ 2010
ビデオ静止画像



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0000(オ―フォー)、Logo


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CHAOS*LOUNGE
CHAOS*LOUNGE 2010 in 高橋コレクション日比谷展
インスタレーション風景


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≪わくわく別府タワー≫ 2010

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20TN!(ニジュッテン) イメージ


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