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エキジビジョン

第6回展覧会企画公募 「"sapporo" around the world」

Emerging Artist Support Program 2011

  • 会 期:
    2012年01月14日(土) - 2012年02月26日(日)
    休館日:
    1/16・23・30、2/6・13・20
    時 間:
    11:00 - 19:00
    入場料:
    無料
    主 催:
    公益財団法人東京都歴史文化財団 トーキョーワンダーサイト
    会 場:
    トーキョーワンダーサイト本郷
    アーティスト:
    実験音楽とシアターのためのアンサンブル

展覧会の企画を志し活動している若手への支援・育成を目的とし、展覧会企画そのものを公募するプログラム「展覧会企画公募」。選出された企画はTWSが支援し、TWS本郷にて展覧会を実施する機会を得ます。
2011年、 私たちは大きな転換期を迎え、文化芸術やアートの担い手としてのミッション、展覧会を開催する意味...これまで当然とされ省みることの無かった、あらゆる事象を根本から再考する局面に立っています。また、芸術作品をモノとしてではなく、活動そのものやプロセスをアートとして提示し、リアリティを追求する動きも顕著に見受けられます。第6回目を迎える2011年度は、《いま、本当に必要とされている「場」や「実験」とは何か?》《公共の場で行う「展覧会」 とはどうあるべきなのか?》を改めて問いたいと思います。
新しい表現の可能性のみならず、展覧会という表現の場をとおしていかに社会へコミットし、新たな協働の地平を開拓していけるか。TWSは、これまでの「展覧会」という枠組みを再考し、積極的に展覧会とはどのような場であるかをともに考え、ともに試行していく企画を募集しました。今年は3企画に加え、1企画を特別賞として選出いたしました。

選出企画
■HARU by Hija Bastarda
企画者:廣田大樹
■"sapporo" around the world
企画者:実験音楽とシアターのためのアンサンブル
■Future days
企画者:足利 広

特別賞
■それでもつくるのか
企画者:チームやめよう

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【企画者HP】
http://eemt.net

 

【関連イベント決定!】

1. レクチャーパフォーマンス
足立智美(パフォーマー・作曲家)×Yelena Gluzman(シアター・アーティスト)
実験音楽とシアターに関するパフォーマンス
1月21日(土)19:00-
入場無料・予約不要

2. Concert in "sapporo"
1月27日(金)19:00- トーキョーワンダーサイト渋谷
※要予約、1000円

3. "sapporo" in Berlin
ベルリンに渡った演奏者とともに"sapporo"の同時演奏をします。
2月25日(土)19:30-
入場無料・予約不要

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"sapporo"とは
ジョン・ケージ初来日時に札幌で初演された1人の指揮者と15人までの演奏者のための曲。
楽譜には音の変化を表す記号と、他人の演奏を見聞きする英文字が書かれている。
展覧会では記号を音だけではなく、行為も含んだものとして拡大解釈する。

この展覧会は、9人の演奏者が会場の内外で"sapporo"を会期中44日間演奏し続け、その様子が会場に蓄積されていく、という仕組みになっている。






 

【企画概要】
震災はそれまで大丈夫だとされていたものの弱さを明らかにしました。これはそれぞれの場が持つ固有の機能の崩壊をも意味しています。いま大切なことは失われた機能をただ元通りにしこれまでの機能を再強化することではなく、その妥当性について再考することではないでしょうか。
例えば、展覧会の最大の機能は「作品をみせること」であり、ほとんどの作品は空間に収まり、既に完結しています。しかし、別の機能を優先すれば作品の全体像を把握する必要はなく、作品自体を展示しないこともありうるでしょう。一つの機能の裏にはみえない潜在的な可能性が常にあるのです。
本展では、会場の内外で"sapporo"を会期中演奏し続けるという同時多発的なイベントを起こすことで、展覧会の機能の拡張を試みます。一つの行為が演奏でもあり生活でもあるような多層性をつくりだすことは、場の可能性を考える思考モデルになるのではないかと考えています。

【企画者プロフィール】

実験音楽とシアターのためのアンサンブル

ジョン・ケージの提起した「シアター」をもとに、フルクサス、スクラッチ・オーケストラ、ミニマル・ミュージックからヴァンデルヴァイザー楽派以降の流れに至るコンセプチュアリズムとミニマリズムの系譜の検証と再創造をおこなっている。メンバーは足立智美ワークショップ生(四谷アート・ステュディウム)が中心。専門は音楽、パフォーマンス、美術、詩、など多岐にわたる。2011年7月に第1回自主公演(パフォーミングギャラリー&カフェ 絵空箱、東京)を行う。

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実験音楽とシアターのためのアンサンブル
アダム・オーヴァートン《言い換え小品》パフォーマンス風景
2011
パフォーミングギャラリー&カフェ 絵空箱、東京
©yoko kikutani

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実験音楽とシアターのためのアンサンブル
ジョン・ケージ《ヴァリエーションズⅡ》《ヴァリエーションズⅢ》パフォーマンス風景
2010
パフォーマンス風景

松戸アートラインプロジェクト2010参加の様子、新角ビル、千葉
©yoko kikutani

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