心の風景のあやもよう
【アーティスト・トーク】開催決定!
2013年3月3日(日)15:00-16:30、ギャラリーBにて
参加アーティスト(佐藤翠、熊野海、平子雄一)
【概要】
トーキョーワンダーサイトが誇る若手アーティスト8人によるグループ展を、昨年リニューアルオープンしたばかりの東京都美術館にて開催します。
トーキョーワンダーサイトでは、2001年より公募展トーキョーワンダーウォールと連携をしたTWS-Emerging展、さらにレジデンス・プログラム等、継続的に若手アーティストの発掘、育成支援を行ってきました。10年に渡る活動の中で、数多くのアーティストが育ち、国際的に活動する者も少なくありません。本展覧会では、そんな若手アーティストたちの多くが表現してきた心の風景(マインドスケープ)を、桑久保徹、千葉正也、長井朋子といった既に第一線で活躍している作家から、芽を出したばかりで今後を期待される新人まで、8人のアーティストがそれぞれのかたちで表現します。彼らの作品は、内と外を自由に行き来しながら、自然と人工のインターフェースとも言うべき中間地点を描いています。これは日本人がかつて、独特の自然環境の中で育んできたにもかかわらず、現代生活の中で覆い尽くされ見えなくなってしまった感性の遺伝子を、雑草のごとく生い茂らせ、そしてこれこそが自らが生きている地平であると、謳い、羽ばたいてゆく景色なのです。
311以降、大きな変換点に立っていると誰もが感じる中、現代に息づくこの遺伝子の風景を眺めてみませんか?
【参加作家】*名前をクリックするとCreator Informationのページへジャンプします。
《Tom-Toms》2012, 油彩、カンヴァスⓒ桑久保徹 Photo: Kenji Takahashi, Courtesy of Tomio Koyama Gallery
《怒っている男》2012、油彩、カンヴァス ⓒ千葉正也 Courtesy of ShugoArts
《春と遊んだ》2012、油彩、グリッター、カンヴァス ⓒ長井朋子 Photo: Kenji Takahashi, Courtesy of Tomio Koyama Gallery
《Emission Nebula》2010、アクリル、カンヴァス
《Baberu》2011、アクリル、カンヴァス
《The Present-day World》2012、アクリル、カンヴァス
「ノスタルポップチック」展示風景、白鷹町文化交流センターあゆーむ山形、2011