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コンサート

ウーゴ・モラレス・ムルグイア+ディエゴ・エスピノーザ 「アイテム/マシーン/ボディ」

トーキョー・エクスペリメンタル・フェスティバルVol.9 ―TEFパフォーマンス         <推奨プログラム>  

  • 会 期:
    2014年11月12日(水) - 2014年11月13日(木)
    時 間:
    19:00
    入場料:
    1500円
    主 催:
    公益財団法人東京都歴史文化財団トーキョーワンダーサイト
    会 場:
    両国門天ホール
    アーティスト:
    ウーゴ・モラレス・ムルグイア、ディエゴ・エスピノーザ(CIRMMT)

    イベントチラシをダウンロード (454.3 KB)

Hugo&Diego_collage.jpg
メキシコ出身の作曲家&パーカッショニストのデュオが来日!
全作品オリジナル、予想を超えたアイデア、超絶技巧の数々をお聴き逃しなく!

【プログラム】

1. Diferenciales (金属棒を摩擦して演奏する作品)
2. Enclosure (改造カホン +エレクトロニクスの作品)
3. 木 (電気機械マリンバの作品)
4. \_/ (アンプリファイド・トライアングルの作品)
5. Lu (プリペアド・ビブラフォンの作品)
6. 150pF(人体静電容量+増幅システムの作品)
※プログラムはやむを得ず変更になる可能性があります。あらかじめご了承ください。


「アイテム/マシーン/ボディ」は西洋的な価値観に挑み、日常用品を従来の楽器や人間の身体と対峙させる試みである。自動車のラウドスピーカーの音やアルミの棒をこすって発せられる音から、マリンバやビブラフォンの洗練さ れた音、トライアングルのシンプルな音、改造した南米の木箱(カホン)までを、技術的にも熱意も音楽的重要性も同等に扱う。更には身体の役割を問い、そこに蓄電されたエネルギーまでも音楽表現の手段とする。


CIRMMT_LOGO.png

 

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■インタビュー記事を掲載しました。コチラから

■TEF Vol.8 (2013) 公演(最優秀賞受賞)のダイジェスト映像はコチラから!

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開催日:2014年11月12日(水)、13日(木)終了しました
開演:19:00(開場:18:30)
※上演時間90分 
チケット:1500円

※12日(水)終演後にアフタートークあり。
アフタートーク・ゲスト:沼野雄司氏(音楽学者、桐朋学園大学教授)


【予約方法】

1. E-mailまたはFaxにて予約を受付けます。
E-mail: ticket@tokyo-ws.org / Fax: 03-5602-9882
2. 氏名、電話番号、ご希望の公演名、日時、人数をご記載のうえ、件名を「フェスティバル申込み」としてお申込みください。
3. 代金は公演当日会場にてお支払いください。
4. 各公演とも定員になり次第、あるいは、公演前日の17:00をもって予約受付を終了します。当日券の有無は、こちらのページでご確認ください。

※プログラム内容や出演者はやむを得ず変更される場合がございます。予めご了承ください。

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【Profile】
作曲家と打楽器奏者によるデュオ。演奏テクニック、物理的な音声処理、さまざまなテクノロジーの使用によって、 楽器の原則や従来の演奏の枠組みに疑問を投げかけるような活動を行なっている。彼らは既存の楽器の価値に立ち向かうだけでなく、音楽を思想、天性のものあるいはコンセプトの集合体と考えるよりも、「どこにでも耳を傾ける」という姿勢を提案している。

Hugo.jpg Diego.jpg
ウーゴ・モラレス・ムルグイア
(photo: Michel Marang)
ディエゴ・エスピノーザ(CIRMMT)
(photo:  Renske Vrolijk)

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【インタビュー】

ウーゴ・モラレス・ムルグイア+ディエゴ・エスピノーザ
昨年のTEF Vol.8にて最優秀賞を受賞したメキシコ出身の2人組。今回推奨プログラムとして「アイテム/マシーン/ボディ」を再演。

―ウーゴさんから見て、ディエゴさんはどういった打楽器奏者でしょうか?他の奏者と違う部分など教えてください。

ウーゴ・モラレス・ムルグイア(以下HMM):ディエゴは、素晴らしい音楽家であるとともに、私が重要視している問題に集中して取り組んでいます。それは、音楽を演奏する上で音楽家はどんな楽器も演奏し、取り扱うことができるべきだということです。これは一般に打楽器奏者の特徴とも言えますが、ディエゴは新しい音楽の創造において演奏者の役割とは何かと自問し、今日の打楽器奏者とはどうあるべきかと考えながら、この能力を伸ばそうと努力し続けています。私はこの演奏者とマルチ楽器奏者という概念について研究していますが、ディエゴはそれを上手くやっています。コラボレーションではいつもお互いに刺激し合い、彼の技術と私のアイデアを合わせて新しい音楽を創っていく過程を楽しんでいます。

―次はディエゴさんに質問です。作曲家としてのウーゴさんはどんな方でしょうか?

diego2.jpgディエゴ・エスピノーザ(以下DE):作曲家としてウーゴが元々持っている芸術的な衝動によって、私たちは自分たちの行為に意識を向け、自分たちが何者であるかを必然的に考えさせられ、世間の好みや流行から注意が逸らされるように思います。彼の作品は、音に対する非常に個人的なアプローチから生まれています。またそれらは、新しいテクニックを習得し、革新的な楽器や装置に対してこのようなテクニックを用いる演奏者の感性や能力にかかっているところが大きいです。このような危ういバランスが彼の作品を特別にしていると思います。個人的なレベルでは、実験やコラボレーションに対する彼のオープンな姿勢に感謝しています。

―「アイテム/ マシーン/ ボディ」ではどれくらいの割合が即興なのですか?それとも、しっかりした構造があるのでしょうか?

DE:各作品によります。例えばトライアングルの作品では、90パーセント以上が楽譜に書かれおり、ほとんど即興の余地はなく、即興よりも表現を重視して演奏しています。他方、カホンの作品は指示のようなガイドがあるだけです。この曲はいくつかのセクションに分かれていますが、いつ次のセクションに移行するかについては、演奏者に委ねられています。

―今秋の公演では、マリンバとビブラフォンによる新作もあると聞きました。

HMM: 実のところ、ビブラフォンの作品は他の国では何度も演奏しています。マリンバの作品は一度演奏されていますが、今回はより大きなアレンジになる予定です。その他の多くの作品も改訂します。

diego3.jpgDE:「150pF」という、人体の持つ静電容量を扱った作品も改訂版で演奏します。昨年はこの曲を小さな箱の上に指を置いて演奏しましたが、今回は音にアーティキュレーションを付ける際に舌も使います。私たちは、舌をプロジェクターで投影しながら演奏しようと実験しているところですが、それは、歌を歌ったり、管楽器を吹いたりする以外で、舌が演奏の一部を担うということは今までになく、珍しいからです。

―今回の公演の聴きどころを教えてください。

HMM: 聴きどころは、常にお客さんに委ねられていると思います。各作品それぞれに込められているものがあるので、正直なところ私は決められません。

DE: 私たちにとって、プログラムの中でどの作品をいつ演奏するのかも難しい問題です。その順番によって、聴き手も演奏者も、それぞれの曲の受け取り方が変わってくるからです。曲順を決めるのは、パズルみたいです!

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★TEF Vol.8 (2013)での公演ダイジェスト映像

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