TOKYO EXPERIMENTAL FESTIVAL ― SOUND, ART & PERFORMANCE ― PART 2

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TOKYO EXPERIMENTAL FESTIVAL ― SOUND, ART & PERFORMANCE ― PART 2

コンサート

開催情報

タイトルTOKYO EXPERIMENTAL FESTIVAL ― SOUND, ART & PERFORMANCE ― PART 2
会 期2011年2月13日(日) - 2011年2月27日(日)
入場料各公演により異なります。
主 催公益財団法人東京都歴史文化財団 トーキョーワンダーサイト
会 場トーキョーワンダーサイト渋谷、トーキョーワンダーサイト青山:クリエーター・イン・レジデンス、東京ウィメンズプラザホール

ジャンルを問わずさまざまな表現者たちが集うサウンド・フェスティバル。 2010年12月に行ったPART 1では、山下洋輔氏によるオープニングアクトに続き、2009年度に最優秀賞を受賞したアンサンブル クロス.アート、mamoru、特別賞を受賞した生頼まゆみ×大久保彩子、トマツタカヒロの公演を行いました。 PART 2では、今年度の企画公募による入選者に加え、前年度の奨励賞受賞者や、アジア、南米、ヨーロッパからの招待アーティストによる企画を一挙に上演します。また、今回は、アンサンブル・モデルン・メンバーによるアカデミーも同時に開催。「東洋×西洋の新しい伝統へ向けて」をテーマに、日本の若い音楽家とともに協働で、公開舞台制作も行います。

申込方法

氏名、電話番号、申込人数をご記載のうえ、件名を「TOKYO EXPERIMENTAL FESTIVAL申込み」として、希望公演を明記の上、
トーキョーワンダーサイト青山
FAX: 03-5766-3742もしくはE-mail: performingart10@tokyo-ws.orgまでお申し込みください。
※定員になり次第締め切らせていただきます。予めご了承ください。

TOKYO EXPERIMENTAL FESTIVAL ― SOUND, ART & PERFORMANCE ― PART 2 公演概要

会期:2011年2月17日(木)~2 月27日(日)
会場:トーキョーワンダーサイト渋谷

受賞記念公演|Performance by awarded Winners

奨励賞受賞
メリ・ニクラ 「三部作:ヒューマン・コンディション」
Meri Nikula "TRILOGY: Human Conditions"


日時:2011年2月17日(木)19:30開演
入場料:1,200円

プログラム:
賞を受賞した「I Eye I /ai ai ai/ 愛愛愛」の改訂版を上演すると同時に、試作品として新作「R.E.D」をコラージュライブ作品として上演します。また、休憩中にビデオ上映で「In the Flesh」をお届けする予定です。一人の女性である自身の身体を使ってステージや映像上で表現するほか、様々な歌い方や抽象的な表現方法で録音した声やライブ音声を使い、自身の夢やヒューマンコンディションを表現します。

プロフィール:
フィンランド出身。音楽、演劇、ダンス、ヴィジュアルアートの分野で幅広く活躍している。歌手やフルート奏者として、ジャズ、クラシック、民族音楽を演奏するほか、即興音楽活動も行う。ヴィジュアルアーティストとして映像制作を行う上で、彼女の声と身体は重要な役割を果たす。自身の声を重ね合わせる手法と、未加工で抽象的なものから穏やかで天使のような様々なヴォーカルテクニックを使ったコンセプト「ヴォーカル・モザイク」を生み出す。
奨励賞受賞
Duo X 「縦と横とその向こう側」
Duo X "Piercing the Axis"


日時:2011年2月18日(金)20:30開演
入場料:2,500円

プログラム:
世界を縦に生きる者、横に生きる者。どちらもその向こう側にあるものに憧れと畏れを抱いている。Duo Xが2010年にコラボレートした作曲家の新しい作品を、アムステルダムの音楽仲間Controllarと紡ぐ、対立と受容をテーマにした演劇的コンサート。

プロフィール:
アムステルダムを拠点に活動するDuo Xは最小サイズの東洋x西洋のアンサンブル。2003年より活動をはじめ、クラリネット、サクソフォーン、笙、エレクトロニクス、ビデオ、身体表現を使った作品をオランダ、ドイツ、イタリア、チェコ、アメリカなどで発表してきた。
奨励賞受賞
神﨑えり 「シネ・コンサート"キートンのセブンチャンス"」
Eri Kozaki "Ciné Concert"Seven Chances""


日時:2011年2月19日(土)19:30開演
入場料:500円

プログラム:
無声映画とピアノ即興演奏、映像と音楽が一体となった総合芸術。世界三大喜劇王キートンの作品に対して即興で行う音楽伴奏は、効果音から人物の心情まで、全ての要素をピアノ一台で表現する。

協力:ivc http://www.ivc-tokyo.co.jp/

プロフィール:
国立音楽大学作曲学科、パリ国立高等音楽院エクリチュール科・ピアノ即興演奏科・室内楽科卒業。近年は無声映画伴奏に特に力を入れており、フランス、イタリアの国際映画祭にて招待演奏を行う。

[フェスティバル参加公募企画|Selected projects for the Festival]

カーラ・チスノ 「Breathing Room ― reactive sound environment」
Carla Cisno "Breathing Room ― reactive sound environment"


日時:2011年2月17日(木)18:00-19:00 インスタレーション     
2011年2月18日(金)18:00-19:00 インスタレーション     
2011年2月19日(土)18:00-19:00 インスタレーション
入場料:500円

プログラム:
オーディエンスの呼吸(空気の動き)に反応し、緩やかに体積が変わっていく構造-音のドーム-は部屋の中央を上がっていき、跡形もなく消えていく。音を彫刻のように感じるという体験。瞬間的に存在する空間。透明感。気圧変化をともなう空気の構造物。素材性のラディカルなかたちとしてのサウンド。

プロフィール:
現代音楽、演劇、ミュージカル、パフォーマンス、インスタレーションアートなど様々な分野で活躍するイタリア人バスーン奏者、サウンドアーティスト。電子音楽やミクストメディアなどを使ったインスタレーションやステージを制作している。最近では、ミラノ・トリエンナーレ、ザルツブルク音楽祭、アート・バーゼル、ルツェルン音楽祭などに参加。
The Dialogue 「リオリエンティング・オリエンテーショナリズム、ニュー・ダイレクション(ヘアカラー)、インターナショナル・クラス」
The Dialogue "Reorienting Orientationalism, New Directions (haircolour), International Class"


日時:2011年2月18日(金)19:00開演
入場料:1,000円

プログラム:
まずはじめに慣習的な壁に掛けられた「ビジュアル・デコイ」(囮としてのヴィジュアルアート)があります。わたしたちは「ディファレンス・トーン」という特殊な聴音体験を伴って観客の意識を転換させます。やがてこのヴィジュアルアートは、音のキャリアーの状態を露呈し、その価値を変革します。このアートは、東洋的なアイディア、オリエンタリズムなどを冗談めかし、シンボリックなものから、変動そのもの、ダイナミックな音の流れそのものとして存在します。

プロフィール:
サージ・チェレプニン:様々なソースから音を調達し、その音の身体性や、リスナーへの精神的な影響をもとにサウンドインスタレーションを制作。彼の音楽はそのテクスチュアに定評があるが、その音楽は幽玄的な物語性を作りながら音や色とともに常にシフトしていく。 ヘニング・ボウル:過去としての「ユートピア」を現在的な視線で再解釈する。彼の作品は大量生産された紙や素材を使うだけでなく、歴史的な引用に富んだフレームを設置し、その中で、デザインやバイオグラフィー、可動式のモデルなどが同時に存在する。
人間ドッグ・オーケストラ 
The Ningen Dogs Orchestra


日時:2011年2月21日(月)19:00開演
入場料:1,000円

プログラム:
「人間ドッグ」たちは社会の制約や複雑さとは無縁な原始的な自由を謳歌しています。様々な生活の厄介事と一緒に人間のプライドも捨て去った彼らの愛らしくも滑稽なありさまをきらめく光と爆音と共にご覧ください。

プロフィール:
2009年に結成された「人間ドッグ・オーケストラ」は芝辻ペラン詩子が制作している作品シリーズにステファン・芝辻ペランが光センサーを組み込んだ「人間ドッグ」数十体と三人の奏者(トイギター、ドラム、マジックワンド)で構成されたパフォーマンス。三人がそれぞれのディバイスと楽器で光を操り、人間ドッグを指揮。TOKYO EXPERIMENTAL FESTIVALのためにドラマーのHIKO(GAUZE)が特別参加。
oxoxo [ゼロバイゼロ] with 出口智也 「反射する音楽」
oxoxo [zero by zero] with Tomoya Deguchi "Reflective Music"


日時:2011年2月21日(月)20:00開演
入場料:1,000円

プログラム:
出口智也の即興演奏により繰り出される音は、直ちに光の動きとなり視界を歪ませる。音楽の緊張感、躍動感は、音としてだけでなく、ミラーに映し出された光として観客・演奏者自身へと伝わり、次の音にフィードバックされる。

プロフィール:
oxoxo [ゼロバイゼロ]:飯田起弘、駒橋透、鈴木翔悟によるユニット。自然物の美しさや神秘性をインスタレーションで表現。 出口智也:"Lizmic Soul"のドラム担当。また講師として、プロミュージシャンへの指導も行う。
オゼ 「即興ノイズジャズ !!」
Oser "IMPROVISATION NOISE JAZZ !!"


日時:2011年2月21日(月)21:30開演
入場料:1,000円

プログラム:
我々は不快な陰謀家だ。 音楽にたいする強いられたセリフと蔓延した無関心に罠をかける一般市民だ。 判断の停止をもたらす交感。 永遠に部分でしかないが全ては許されている。 Oserは何も意味しない。

プロフィール:
ノイズアーティストVEGETUS a.k.a 富樫哲平と芸術家かぶりつき a.k.a 天野拓也が、2010年、Oserとして音を出し始める。
竹内寿恵、ラッセ・ピアセツキ、ラース・クンデ 「コンポジションマシン 第四番、 ヴァンデレンドゥタック」
Toshie Takeuchi, Lasse Piasecki and Lars Kynde "Composition Machine no. 4, Wandelende Tak"


日時:
2011年2月23日(水)19:30開演     
2011年2月24日(木)20:00開演     
2011年2月25日(金)20:00開演     
2011年2月26日(土)18:30開演
入場料:300円(2回目以降は無料)

プログラム:
「Wandelende Tak」は楽譜 「Wandelende Tak」は楽器 テンポ、リズム、ピッチ 3つの要素が織成すコンポジションマシーン 無秩序な現実を操つろうとする 構造と自由の不自然なゲーム それらは音となる プロフィール: デンマークの作曲家、サウンドアーティストのラース・クンデは、自作楽器やサウンドインスタレーションを使ってミュージックパフォーマンスを行っている。彼の作品は、音楽、楽器、表記システム、これらがお互いに与える影響に焦点を当てており、展覧会などではインスタレーション、また、コンサートなどでは楽器として発表できる二重性を含んでいる。
フィリップ・エスリン 「ノイズエントロピー」
Philippe Esling "Noise Entropy"


日時:2011年2月23日(水)19:00開演
入場料:1,000円

プログラム:
音楽は、組織化されたノイズである。このふたつの境界線は、長い年月を経て進化し形成されてきたが、今日では常にその境界線はぼやけており、区切りがなくなっている。それぞれが自分の主観によって音楽とノイズとの境界線を引いている。このパフォーマンスは、私たち一人一人の中で行われる音楽とノイズとのバトルである。

プロフィール:
音響、情報科学及び数学修士課程終了後、パリのIRCAMにてコンピュータ音楽と信号処理の博士号取得。た、15年間ピアノを学んだ後、フランス国立高等音楽院を卒業。現在は東京大学の日仏情報学研究所で活動中。
スエナガゴウ 「BED - 眠り人のための演奏会 -」
Go Suenaga "BED - Concert for Sleeper -"


日時:2011年2月23日(水)20:30開演
入場料:2000円(パジャマ持参の場合は500円OFF)
※途中入場ができませんので、遅れずにお越しください。 プログラム: ある空間にベッドを用意し、そこへ"眠り人"が入る。演奏者は"眠り人"を囲み『眠らせる』『起こさない』『演奏をやめない』という条件のもと演奏をする。眠り人に眠りは訪れるのか? (出演:スエナガゴウ、大谷能生、吉田アミ、有田尚史、松下アキコ、小沼ゆうじ、牧野香苗、ヨシウラケンジ、ほか)

プロフィール:
1979年生、東京藝術大学卒。様々なメディアへの音楽提供、LIVE、作品制作を行っている。2009年映画美学校音楽コース受講をきっかけに【BED】-眠り人のための演奏会-をスタート。本公演は第四回目となる。
ニール・ラック「トライアル(エラー)」
Neil Luck "Trial (Error)"


日時:2011年2月24日(木)19:00開演
入場料:800円

プログラム:
トライアル(エラー)は複数のサウンドパフォーマンスから成る:それぞれの身体の試み(機敏さ、強さ、精密さ)が音と関わりあい、パフォーマーの身体が音の根源となり、また活性化させる。パフォーマンスにはアヴァンギャルド作家、リチャード・フォアマンの作品が引用される。

プロフィール:
ロンドンを拠点に活動する作曲家、パフォーマー、キュレーター。様々な特殊記譜法に取り組み、特に作曲家自身の身体/動作の構造やパフォーマンスにおける生理学的機能そのものに焦点をあてている。
岡島飛鳥「きえた」
Asuka Okajima "Vanished"


日時:2011年2月25日(金)19:00開演
入場料:500円

プログラム:
生まれては消えゆく存在ということを考えると、一つの音も私たちもあまり変わりないのかもしれません。ピンボールや鐘の音、私たちの周辺から生まれる音、人間、映像で構成された舞台作品。

プロフィール:
1989年 千葉県生まれ。水彩画を使ったアニメーション、サウンドインスタレーション、立体作品を使用した活動を行っている。2011年現在、東京藝術大学彫刻科在籍。
クラヤミノtones「声の森を創る」
kurayamino tones "Create a forest of voice."


日時:2011年2月26日(土)14:00開演/15:30開演
入場料:2,000円(各回15名限定)
参加対象:13歳以上。聴覚に問題のある方は参加できません。

プログラム:
目を閉じても開いても変わらないぐらいの完全暗転した会場で、呼吸を意識するワーク、特殊な発声法のワークを行なった上で、参加者全員で声の森を創る。

プロフィール:
暗闇+呼吸+発声=クラヤミノtonesは徳久ウィリアム、たむらひろし、渡辺タケシ、滝山聖士で構成。2009年より首都圏で定期的に開催。暗闇の中で参加者全員が声を出し、動きまわるというユニークエクスペリエンスには定評がある。渋谷UPLINK、三鷹天命反転住宅、日本科学未来館などで開催。各種メディアに掲載されている。
Navinko「東京音色百景」
Navinko "CityMixer"


日時:2011年2月27日(日)16:00開演
入場料:無料

プログラム:
東京音色百景では自転車の運転手がパフォーマーに、自転車と街での移動が楽器に、そして街それ自体が楽譜となります。テクノロジーがこれらの3つの要素を繋ぎ、音楽を生成します。大きなスケール感の中、身体動作と音楽の演奏が出会い、調和のとれた経験を生み出します。

プロフィール:
Navinkoは慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科に所属する多国籍なメンバーで構成されています。自転車と東京をこよなく愛し、テクノロジー、アートそしてデザインに精通しています。今回はミニマリズムが素敵なLullatoneとコラボレーションします。
箏衛門「KOTO LIVE -with you!-」
SOEMON "KOTO LIVE -with you!-"


日時:2011年2月27日(日)18:00開演
入場料:2,500円

プログラム:
一部では、個性の異なる、現代の箏曲家による作品を集めたコンサートを行い、二部では、テリー・ライリー作曲のミニマルミュージック≪in C≫を基に、鈴、打楽器、多機能携帯電話、携帯プレーヤーなどを使用する、来場者参加型の音空間づくりプログラム。

プロフィール:
箏衛門は、沢井箏曲院門下生により1994年に結成された、箏のみのアンサンブルグループである。これまでに、コンサート活動の他、作曲家への新作委嘱や、舞台制作、ワークショップ等を積極的に行ってきた。2001年にはスパークリング・ビートニック(米)からCD「箏衛門」をリリース。

[滞在アーティストによる公演|Performance by residents]

二国間交流事業プログラム 台北 
招聘クリエーター ヨンダー・チャン|Yung-Ta Chang


日時:2011年2月24日(木)20:30開演
入場料:無料

プロフィール:
台北在住のサウンドアーティスト。オーディオビジュアル、実験音楽、インスタレーション、ライブパフォーマンスなど様々なかたちで作品を発表している。美しさと暴力的なものが共存するような時間軸をベースに作曲を行っている。ミニマル、アンビエント、コンプレクシティーを結び付け、その可能性を探っている。ヴィジュアル作品は、オーディオのオリジナルデータやそのマイクロユニットによって制作されている。最近では、ダンサーやヴィジュアルアーティストとコラボレーションしたり、さまざまな国でパフォーマンスを行っている。
二国間交流事業プログラム メキシコ 
招聘クリエーター ウゴ・ソリス・ガルシア|Hugo Solis Garcia


日時:2011年2月25日(金)20:30開演
入場料:無料

プロフィール:
メキシコシティ、シアトルを拠点に活動するサウンドアーティスト。彼の作品は、フェスティバルなどで国際的に発表されている。メキシコ国立自治大学(UNAM)でピアノ演奏の学位を、Pompeu Fabra大学でコンピューターサイエンスの修士号を、Media Lab MITでメディアアート&サイエンスの修士号を取得。現在、ワシントン大学のCenter for Digital Arts and Experimental Media(DXARTS)にてデジタルアートの博士号を取得中。インタラクティブなサウンドやインスタレーションを研究している。
国際推薦人プログラム アンサンブル・モデルン
推薦クリエーター ダニエル・ロレンツォ|Daniel Lorenzo


日時:2011年2月26日(土)19:00開演
入場料:無料

プロフィール:
ピアニスト。1979年スペイン生まれ。バルセロナにてピアノと室内楽を学ぶ。奨学金を受け、アメリカのハートフォード大学ハート舞台芸術院に在学。その後、20世紀の音楽を中心に音楽学をパリ・ソルボンヌ大学で学ぶ。2003年以来、芸術歌曲に取り組み、マティアス・ゲルネ、エリック・シュナイダー等と活動。ラインガウ音楽祭、シューマン・フェスティバル(デュッセルドルフ)、シェーンベルク・センター(ウィーン)、ミュンスター・シンフォニー・オーケストラなど、ヨーロッパやアメリカの著名なフェスティバルなどで、ソリスト、伴奏者、室内楽演奏者として活躍している。

※プログラムはやむを得ず変更される場合がございます。予めご了承ください。

審査員からのコメント

今回は応募も大幅に増え、また、欧米各国やアジアからの応募も多く、それだけに内容は千差万別。本選が楽しみである。そこからは、エクスペリメンタルな場を求めて、活力と刺激に富んだ自由な表現を目指している人たちの意気込みが伝わってくる。これを見ず聴かずして今の東京も日本も語れない。 一柳慧(作曲家、ピアニスト)

今回も「何だこれは」とニヤリとする作品が集まって楽しみました。選ばれた作品が、実際にその場に集う人々のなかで実現される時に、その場の空気がどう振動するのか、想像するだけでわくわくします。 審査中の中川先生のお言葉が印象的でした。「普通のコンクールでは相手にされないものがここでは受ける」その通りです。自分の唯一の表現を言い張りたい方々、どうか今後もどしどしご応募ください。山下洋輔(ジャズピアニスト)

今回も前回以上に多種多様な作品の応募がありました。それゆえ、テーマでもある「実験」ということの意味をあらためて考えさせられました。なにを評価の基準にするかで、判定はがらりと変わってしまう。だから今回の結果は、ある観点からの結果でしかないとも言えます。選にもれた人たちも再度チャレンジしてみてください。 畠中実(NTTインターコミュニケーション・センター [ICC] 主任学芸員)

審査の際のプレゼンテーションを見ているだけで、感激したり、驚いたり、呆れたり・・・と、実に忙しくも面白い思いをしました。多岐にわたる内容だけに、審査員相互でも相当に意見が割れましたが、僕ら全員、来年の本番を本当に楽しみにしています。ともかくTWS渋谷でお会いしましょう。 沼野雄司(音楽学者、桐朋学園大学准教授)

このフェスティバルも三年目にはいり、ホップ、ステップ、ジャンプのジャンプに相応しい企画がでてきたと思います。応募のときよりも更にはじけたパフォーマンスを期待したいとおもいます。 中川賢一(ピアニスト、指揮者)

同時開催!
協働スタジオプログラム(TWS/MUSIC)
アンサンブル・モデルン&トーキョーワンダーサイト アカデミー
「東洋×西洋の新しい伝統へ向けて」

現代作品のスペシャリスト、アンサンブル・モデルン・メンバーによる特別レッスン。 シュトックハウゼン、ブーレーズ、クセナキスほか20〜21Cの作品を多数扱います。ジョン・ケージの《龍安寺》やプリペアド・ピアノ作品を、NYでケージと活動を共にした作曲家、一柳 慧が直接指導!講師と共に舞台空間を作り上げる協働制作ワークショップも行います。最終日には、成果発表として、コンサートを行います。

アカデミー概要|Academy Outline

会期:2011年2 月13日(日)~2 月20日(日)
会場: トーキョーワンダーサイト青山:クリエーター・イン・レジデンス、東京ウィメンズプラザホール
聴講料:1,000円(1日)
講師: アンサンブル・モデルン・メンバー
ディトマー・ウィズナー(フルート)
ウエリ・ヴィゲット(ピアノ)
ジャグディシュ・ミストリー(ヴァイオリン)
オガワ・ルミ(打楽器)
招待作曲家:一柳慧(作曲家、ピアニスト)

成果発表コンサート|Final Concert

期間:2011年2月20日(日)
会場:東京ウィメンズプラザホール
入場料:無料

詳細はこちら

参加クリエーター

ヨンダー・チャン
ウゴ・ソリス・ガルシア
ディトマー・ウィズナー
ウエリ・ヴィゲット

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