TOKYO EXPERIMENTAL FESTIVAL ― SOUND, ART & PERFORMANCE vol.7

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TOKYO EXPERIMENTAL FESTIVAL ― SOUND, ART & PERFORMANCE vol.7

受賞記念公演

コンサート

開催情報

タイトルTOKYO EXPERIMENTAL FESTIVAL ― SOUND, ART & PERFORMANCE vol.7
受賞記念公演
会 期2013年2月27日(水) - 2013年3月1日(金)
入場料無料
主 催公益財団法人東京都歴史文化財団 トーキョーワンダーサイト
後 援オランダ王国大使館、東京ドイツ文化センター、フィンランドセンター、日本・フィンランド新音楽協会
会 場トーキョーワンダーサイト本郷
本公演は終了いたしました。たくさんのご来場、誠にありがとうございました。

TWSはフェスティバル公募プログラムの中から、より優れた作品に再演の機会を提供してきました。2013年3月開催のVol.7では、前回受賞の5組が登場します。受賞後の1年間の活動を受けて進化(深化)した5作品にご期待ください。
申込み方法

氏名、電話番号、ご希望の公演名と日時、チケット枚数をご記載のうえ、件名を「フェスティバル申込み」としてEmailもしくはFaxでお申込みください。
E-mail: performingart12@tokyo-ws.org   
FAX: 03-5766-3742

各公演とも、定員になり次第締め切らせていただきます。
公演日前日の17時をもってご予約の受付は終了いたします。
当日券につきましては予約受付終了後、こちらのページをご覧ください。

【フェスティバル・パス 申込み終了いたしました。】
会期中の5企画6公演にご来場いただけるフェスティバル・パスの受付は終了いたしました。たくさんのご予約、ありがとうございました。

最優秀賞受賞

ペーパーアンサンブル 「#9」

日時:
2013年2月27日(水)19時開演 ※終了いたしました。
2013年2月28日(木)19時開演 ※終了いたしました。
入場料:2,000円

With support from The Netherlands Foundation for Visual Arts, Design and Architecture NFPK. 

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ペーパー・アンサンブルは、もの、イメージ、(楽)音の境界に挑んでいる... 彼らが特定の作品の中でこれらの音を用い、正しい間合いで正確に演奏すると、私たちの音と音楽への認識に挑む音楽、パフォーマンスとなる――T. エルスへースト(インディペントキュレーター、オランダ)

[プロフィール]

美術作家で作曲家/音楽家のヨハン・ファン・トル(1983~)は日常のありふれた音、素材を取り出して研究し、そこから新しいメディアや楽器を創り出している。それらは空間、時間、形を構成する彼の作品の要素となっている。素材の魔力をキャッチし拡張することで、詩的で遊び心があり、途方もない形、サウンド・オブジェ、インスタレーションやパフォーマンスが生まれる。 www.paperensemble.com

特別賞受賞

日時:2013年2月27日(水)20時開演 ※終了いたしました。
入場料:2,000円
河合政之 with 浜崎亮太 「ヴィデオ・フィードバック・ライヴ・パフォーマンス」


このライヴ・パフォーマンスでは、「パソコン」、「用意された画像」、そして「楽器」は一切使用しない。その映像とサウンドは、映画やコンピューターのデジタル映像で作ることは不可能であり、アナログなヴィデオでしか作り出せない。映画やデジタル映像と違った、ヴィデオの独自な美学をダイレクトに経験するライヴである。(機材協賛:ベンキュー ジャパン株式会社)

[プロフィール]

河合政之/哲学的かつ先鋭的な映像作品を制作、世界30ヶ国以上で上映。 NY、パリ、イスラエルなどに滞在。 展覧会のオーガナイザーとしても活動し、"Visual Philosophy"のコンセプトにもとづくさまざまなヴィデオアートのプロジェクトを展開している。
http://masayukikawai.com/

浜崎亮太/現代アートを批判的に乗り越える芸術の可能性と役割を思索し、ヴィデオアーティストとして活動する。

奨励賞受賞

Depuis1975―日原史絵+山本和智 「実験邦楽―Experimental Japanese Traditional Music」

日時:2013年2月28日(木)20時開演 ※終了いたしました。
入場料:2,000円


伝統を重んじつつも柔軟かつ革新的な箏・三味線奏者の日原史絵、異才を放つ作品を発表する新進気鋭の作曲家、山本和智が2008年より続ける「邦楽器のポテンシャルを極限まで追求した現代音楽表現」をテーマにした、より実験性の高い公演。海外の作曲家2名、ヨーロッパ在住の日本人作曲家2名、同世代の才能溢れる作曲家たちの委嘱初演4曲も含んだプログラム。

[プロフィール]

日原史絵/東京藝術大学卒業後、フランスを中心にヨーロッパ各地で演奏活動を展開。音楽の枠に収まらない独自のパフォーマンスがヨーロッパで高く評価されている。
山本和智/2009年度武満徹作曲賞、2010年第5回JFC作曲賞受賞など多くのコンクールで入賞、独自の異才を放つ作品が話題をさらっている。

奨励賞受賞

佐藤淳一 「ライブ・エコロニクス!」

日時:2013年3月1日(金)19時開演 ※終了いたしました。
入場料:2,000円

ライブ・エコロニクスとはライブ・エレクトロニクスとエコロジーを掛け合わせて私が作った造語です。3.11で起きた原発の事故を発端として、日本の電力事情は大きく変化しました。こうした中でどの様にライブ・エレクトロニクス作品を演奏するか考えた際に行き着いたのが、太陽光発電を用いた蓄電池によるクリーンな電力による演奏=ライブ・エコロニクスという考えです。


[プロフィール]

東京藝術大学大学院音楽研究科博士後期課程修了。「ルチアーノ・ベリオの肖像」と題したリサイタル・シリーズと博士論文により、サクソフォン領域において日本初の博士号(Ph.D.)取得。現代音楽に積極的に取り組み、P.ブーレーズ「二重の影の対話」等を日本初演し、高い評価を受ける。また、執筆活動にも多く携わる。東邦音楽大学非常勤講師。
 http://saxolab.net

奨励賞受賞

吉濱翔 「盲目」

日時: 2013年3月1日(金) 20時30分開演 ※終了いたしました。
入場料:1,500円


「盲目」は小さな音や遠い音など、普段聞き逃している音を聴くためのワークショップおよびサウンド・インスタレーション作品です。
[プロフィール]
1985年沖縄生まれ。沖縄県立芸術大学卒業。那覇在住。音との関わりの中で発見する出来事をテーマとし制作発表を行う。
http://syo-yoshihama.tumblr.com/

フェスティバル・パスのご案内(終了いたしました)

パス対象公演

トーキョー・エクスペリメンタル・フェスティバルVol.7 「受賞記念公演」

料金

4,750円(税込) ※代金のお振込をもって予約完了となります。(振込手数料はお客様でご負担ください)

販売枚数

20枚(先着順)

予約受付期間

平成25年2月23日(土)まで ※予約受付は終了いたしました。たくさんのご予約、誠にありがとうございました。
(規定枚数に達し次第、予約受付を終了いたします)

お申込み方法
  • 下記のお客様情報をご記入の上、件名を「フェスティバル・パス申込み」として、お申込み用アドレスまでメールでご予約ください。  
    ・お名前  
    ・ご住所(フェスティバル・パス送付先)  
    ・お電話番号  
    ・ご予約枚数(おひとり様4枚までとさせていただきます) 申込み用アドレス: performingart12@tokyo-ws.org
  •  
  • ご予約後、お振込先などをお伝えする受付メールが届きます。メールに記載の振込日までに、代金を指定口座にお振込ください。(振込手数料はお客様負担となります)
  • ご入金の確認後、ご予約時のご住所にフェスティバル・パスを送付させていただきます。
ご注意
  • おひとり様4枚までご予約いただけます。
  • 期限までに代金のお振込が確認出来なかった場合、予約を取り消させていただきます。

関連イベント

クロージング・コンサート/ミュージック・シアター・トライアウト
コンサート

クロージング・コンサート/ミュージック・シアター・トライアウト

トーキョー・エクスペリメンタル・フェスティバル Vol.7

ミュージック・シアター《トーキョー2011》(東京ウィメンズプラザホール、2011年)

開催情報

タイトルクロージング・コンサート/ミュージック・シアター・トライアウト
トーキョー・エクスペリメンタル・フェスティバル Vol.7
会 期2013年3月30日(土)
時 間 14:00
入場料無料(要予約)
主 催公益財団法人東京都歴史文化財団 トーキョーワンダーサイト
後 援東京ドイツ文化センター、フィンランドセンター、日本・フィンランド新音楽協会
協 力インターナショナル・アンサンブル・モデルン・アカデミー
会 場東京ウィメンズプラザホール

ジョン・ケージ、一柳慧、さらにその流れを汲む現在までの作品を、現代の音楽創造の最前線に立ち続けるアンサンブル・モデルンのメンバーや若手音楽家が演奏します。また、特別編成の室内オーケストラによる一柳慧作曲交響曲第8番 「リヴェレーション2011」の演奏、ミュージック・シアターのトライアウト(試演)を予定しています。

世界の音楽シーン、アートシーンの最前線で活躍する講師陣と様々なジャンルから集まった出演者たちの感性と技術、経験が織りなす新しい空間をお楽しみください!

申込方法

コンサートは入場無料ですが、お席に限りがあるため、事前にご予約ください。氏名、電話番号、人数をご記載のうえ、件名を「コンサート申込み」としてEmailまたはFaxでお申込みください。(定員に達し次第、締切ります。)
E-mail: performingart12@tokyo-ws.org / Fax: 03-5766-3742

コンサートプログラム(予定)
  • 一柳 慧:交響曲第8番《リヴェレーション2011》(室内オーケストラ版)  
    指揮:中川賢一
  • Robin Hoffmann 《5 Trainingseinheiten zu Schleifers Methoden》  
    演奏:ミヒャエル・カスパー(チェリスト/アンサンブル・モデルン)
  • ジョン・ケージ 《Composed Improvisation for snare drum》  
    演奏:オガワ・ルミ(打楽器奏者/アンサンブル・モデルン)
  • ハンスペーター・キブルツ 《Kaspars Tanz》  
    演奏:ウエリ・ヴィゲット(ピアニスト/アンサンブル・モデルン)
  • エドガー・ヴァレーズ 《Densitiy 21.5》  
    演奏:ディトマー・ウィズナー(フルート奏者/アンサンブル・モデルン)

ミュージック・シアター・トライアウト(予定)

  • 一柳 慧 《プラティヤハラ・イヴェント》
  • ジョン・ケージ 《ヴァリエーションズVIII》
 
アカデミー講師と受講生がワークショップを重ねながら新しい音空間の創出を目指すミュージック・シアター・プログラム。トライアウトとなる今回は、一柳慧とジョン・ケージ作品の試演版を上演します。
 
クロージング・コンサートでは、上記曲目の他、ケージ、メシアン、フェルドマン、ライヒ、シェルシ、一柳慧、武満徹、間宮芳生、近藤譲といった20C-21Cを代表する作曲の作品、また川島素晴、渡辺裕紀子、山根明季子、山本哲也、山本裕之といった気鋭の作曲家の作品の中から、アカデミーのレッスンを通して選ばれた受講生による演奏が上演されます。

出演者(予定)

  • アンサンブル・モデルン: ディトマー・ウィズナー(フルート)、ウエリ・ヴィゲット(ピアノ)、オガワ・ルミ(パーカッション)、笠川 恵(ヴィオラ)
  • 一柳 慧(作曲/ピアノ)
  • 中川賢一(指揮)
  • ダニー・ユン(演出/香港)
  • ジュンホ・チョン(ヴィジュアル・アート/韓国)
  • キョンウォン・ムン(ビジュアル/メディアアート/韓国)
  • 田村友一郎(ビジュアル/メディアアート) (平成24年度国内クリエーター制作交流プログラム参加アーティスト)
  • 木埜下大祐(フルート/作曲)
  • 潘逸舟(ビジュアル/パフォーミングアート)
  • 二藤建人(ビジュアル/パフォーミングアート)
  • Jang-Chi (オル太)(ビジュアルアート)
  • アカデミー演奏コース受講生:
    Hannah Reardon-Smith(フルート/オーストラリア)、木埜下大祐(フルート)、飯島 諒(フルート)、Samuel Dunscombe(クラリネット/オーストラリア)、坪根悠太(クラリネット)、Yi-Wen Chen(クラリネット/台湾)、小川道子(クラリネット)、Aviva Endean(クラリネット/オーストラリア)、椙本嘉隆(トランペット)、久下未来(ピアノ)、石井佑輔(ピアノ)、田中孔波(ピアノ)、堀部祥子(ピアノ)、長谷川奈苗(ピアノ)、海老名遥香(ピアノ)、中田 麦(マリンバ)、中澤沙央里(ヴァイオリン)、Heidi Schaul-Yoder(ヴァイオリン/アメリカ)、竹内 弦(ヴァイオリン)、田村春来(声楽)、吉澤延隆(箏)、立花茂生(尺八)、長谷川将也(尺八)
  • リベレーション2011 演奏メンバー
    第1ヴァイオリン:Heidi Schaul-Yoder、竹内 弦/第2ヴァイオリン:中澤沙央里/ヴィオラ:若松美緒/チェロ:山澤 慧/コントラバス:松澤みすず/フルート:木埜下大祐、Hannah Reardon-Smith/オーボエ:上畠善男/クラリネット:坪根悠太、池谷 歩/ファゴット:河崎 総/ホルン:所村映李、伊勢久視/トランペット:力武理子/トロンボーン/氏家史人/チューバ:橋本晋哉/打楽器:岩見玲奈、西久保友広/ピアノ:平川寿乃

※今回出演する若手音楽家、パフォーマー、アーティストたちは、事前にIEM&TWSアカデミーを受講します。ほとんどのプログラムが聴講可能となっていますので、お気軽にご参加ください。

リヴェレーション2011─ 循環と無常

交響曲第8番「リヴェレーション2011」(室内オーケストラ版)は、一柳慧が東日本大震災を機に書いた、自然・文明・人間の関係を問いただす、黙示的な作品です。この巨大な現実を目の前にして、芸術には何が可能か、という思いから作曲されました。「予兆」「無常」「祈り」「再生」というタイトルの付いた4つのセクションから成る全体は、循環と無常のイメージで覆われています。この曲は「西欧文明の普及によって葬り去られ、忘れられつつある古来からの特異性の上に育まれてきた日本固有の考え方や、生きるための知恵や経験を、これからどう受け継ぎ、再生させてゆけるか」を私たちに問いかけます。

ミュージック・シアター

本アカデミーではこれまで一柳慧の監修のもと、「トーキョー」(Vol.4)、「連歌」(Vol.5)の2作品を制作しました。 全体を統率する指揮者のような存在を置かずに、その場で立ち上がる関係性と対話を重視した手法は、東洋的であるとともに新しい社会の在り方を示唆しています。 1作目は、雅楽の基本的構成要素を現代に翻訳した「トーキョー」を、2作目は連歌のストラクチャーを用いて様々なつながりを問い、3.11への祈りをささげた「連歌」を、そして3作目となる今回は、「ジョン・ケージ×鈴木大拙×一柳 慧」をテーマに、一柳がリヴェレーションで投げかけた問いへ取り組みます。 今回、トライアウト(試演)を行い、その後さらにワークショップを重ねて、次回2013年12月に完成版を上演します。

プロフィール

中川賢一 (ピアニスト、指揮者)

nakagawa2.jpg桐朋学園大学でピアノと指揮を学び、ベルギーのアントワープ音楽院ピアノ科首席修了。在学中にフォルテピアノ、チェンバロも習得。97年オランダのガウデアムス国際現代音楽コンクール第3位。98年帰国後は、ソロ、室内楽、指揮などで幅広く活動。NHK-FM出演、新作初演多数。現代音楽アンサンブル「アンサンブル・ノマド」のピアニスト、指揮者。夏木マリの「印象派」シリーズ連続出演や、故・頼近美津子、伊藤ひろ子、平野文等との朗読と音楽、タップダンサーの熊谷和徳との共演など、他分野とのコラボレーションも活発。「Just Composed in Yokohama」、「超難解音楽祭」(仙台)の音楽監督・プロデュースなども行った。サントリーサマーフェスティバル、東京の夏音楽祭、武生国際音楽祭に数多く出演。指揮では、東京室内歌劇場、東京フィル、広響、他と共演。NHKテレビ「名曲探偵アマデウス」、東京フィル、札響、水戸室内管等でピアノ演奏とトークを交えたアナリーゼ等を展開。お茶の水女子大学、桐朋学園大学非常勤講師。01年度宮城県芸術選奨新人賞受賞。 https://twitter.com/ken_ichi_n

※アカデミー講師のプロフィールは、こちらからどうぞ!

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