7つのトランスフォニー

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7つのトランスフォニー

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開催情報

タイトル7つのトランスフォニー
会 期2017年4月22日(土) - 2017年7月9日(日)
時 間 11:00 - 19:00
入場料無料
主 催公益財団法人東京都歴史文化財団 トーキョーワンダーサイト
会 場トーキョーワンダーサイト渋谷
アーティストアンドレアス・グライナー、ミルナ・バーミア リギョン、ラウル・ワルヒ、シリン・サバヒ、、エリック・シュミット、ホウ・イーティン

トーキョーワンダーサイト(TWS)では、世界中のクリエーターが滞在制作を行うレジデンス・プログラム「クリエーター・イン・レジデンス」を2006年に開始しました。アート、映像、音楽、建築など様々なジャンルや国籍のクリエーターたちが、東京や海外の派遣先を舞台に滞在制作を行っています。 本展では、2015年から2016年にTWSレジデンスに滞在した7名による作品を発表します。ボーダーレスな都市・東京は、そこで暮らし出会う一人ひとりの声が集まり重なった様々な協和音、不協和音を奏でています。ひとつに聞こえる音の中にも、実は様々な波動が含まれています。海外から来たクリエーターたちは、異文化の声、異国での隣人の声、東京で出会ったアーティストたちの声を聞き、自らの声と合わせて文化間を越える新たな声/音"トランスフォニー"を生み出します。7名のクリエーターによる7つのトランスフォニーをぜひご鑑賞ください。

プロフィール

アンドレアス・グライナー|Andreas Greiner

《Dragonfly》 2017 
GoogleのコンピュータプログラムDeep Dreamに基づいたアルゴリズム、植物、ドローン、モニター コラボレーター:J.P. バルタザール・ミューラー

2016年度海外クリエーター招聘プログラム
1979年ドイツ生まれ。ベルリンを拠点に活動。2013年ベルリン芸術大学空間実験研究所(オラファー・エリアソン・クラス)修了。「六本木アートナイト2016」参加。生物そのものを作品に取り入れ、存在のはかなさや移り変わり、人と生物の係わりや関係を探究。科学者や技術者、音楽家らと協働して、彫刻、写真、パフォーマンス作品を発表している。
ミルナ・バーミア|Mirna Bamieh

《(dis)concert: a humming project》 2017
ビデオ・サウンド・インスタレーション 作曲:平山晴花

2016年度海外クリエーター招聘プログラム
1983年パレスチナ生まれ。ラマッラー(パレスチナ)を拠点に活動。2013年ベツァルエル美術デザイン学院修了。アシュカル・アルワン・レバノン現代芸術協会ホーム・ワークス・プログラム2013/2014参加。土地や領域、アイデンティティの問題と常に直面しながら活動している。紛争地を写す画像や映像にあふれる現代社会において、それらを加工することで身体に刻印された苦悩やトラウマを浮き彫りにする。
リギョン|Ligyung

《Belle Epoque #04》2017 レンチキュラー 《Belle Epoque #05》2017 レンチキュラー

2016年度海外クリエーター招聘プログラム
1969年韓国生まれ。ソウルを拠点に活動。1998年チェルシー・カレッジ・オブ・アート・アンド・デザイン(ロンドン)修了。2014年に銀座メゾンエルメスにて「『逆転移』リギョン展」開催。「見えるものを信じる」ことの不完全性を問い続けながら、光やサウンド、複雑に編み込まれたレンチキュラーなどを用いた作品を発表している。
ラウル・ワルヒ|Raul Walch

《In The Loneliness of the Long-Distance Runner (Marking Triangles)》 2017
日本、エチオピア、ギリシャ インスタレーション(Cプリント、切手、新聞、本、折本)、映像

2015年度海外クリエーター招聘プログラム
1980年ドイツ生まれ。ベルリンを拠点に活動。2012年ベルリン芸術大学空間実験研究所(オラファー・エリアソン・クラス)修了。社会学的な観点から世界各地における人権問題や労働問題、政治的な課題を調査し、彫刻、コンセプチュアル・アート、パフォーマンス等を通し、サイトスペシフィックな作品を発表している。
シリン・サバヒ|Shirin Sabahi

《Borrowed Scenery》 2017 映像

2016年度二国間交流事業プログラム<ベルリン>
1984年イラン生まれ。1980年代のイラン・イラク戦争下にイランで日本のアニメを見て育ち、日本の「カワイイ」文化の持つ二面性、形の抽象化に関心を抱く。簡略化・抽象化された形に意味を付与する可能性について探究し、写真や映像作品、テキスタイル作品を制作している。
エリック・シュミット|Erik Schmidt

《Cut/Uncut》 2016 映像

2015年度二国間交流事業プログラム<ベルリン>
1968年ドイツ生まれ。ベルリンを拠点に活動。2000年ベルリン芸術大学修了。ドイツの貴族が嗜む狩猟、ニューヨークのダウンタウンにおけるオキュパイ運動、イスラエルの地方労働者といった、その土地で受け継がれる習慣や文化、社会問題に触れ絵画を制作する。また、自ら出演し、これらの主題を扱ったパフォーマンスを撮影した映像作品も発表している。
ホウ・イーティン|Hou I-Ting

《White uniform》 2017 映像

2015年度二国間交流事業プログラム<台北>
1979年台湾生まれ。台北を拠点に活動。2008年国立台南芸術大学大学院修了。機械やデジタル技術が人の行為をどのように変化させているかを検証し、急速に変化する近代、現代社会における労働、身体性に着目した作品を制作している。

関連イベント

オープニング・トーク
開催日時4月22日(土)15:00-17:00
会場トーキョーワンダーサイト渋谷 
出演アンドレアス・グライナー、ミルナ・バーミア、リギョン、ラウル・ワルヒ、エリック・シュミット、ホウ・イーティン

※日英逐次通訳あり/予約不要

参加クリエーター

ミルナ・バーミア
アンドレアス・グライナー
ホウ・イーティン
リギョン
シリン・サバヒ
エリック・シュミット
ラウル・ワルヒ

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