TOKAS-Emerging
273 山内祥太 / 274 伊藤夏実 / 275 鹿野洋平
TWS-Emerging 2017 【第2期】
エキジビジョン
開催情報
タイトル | 273 山内祥太 / 274 伊藤夏実 / 275 鹿野洋平 TWS-Emerging 2017 【第2期】 |
会 期 | 2017年7月22日(土) - 2017年8月20日(日) |
時 間 | 11:00 - 19:00
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入場料 | 無料 |
主 催 | 公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都現代美術館 育成支援課
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会 場 | トーキョーワンダーサイト本郷
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プロフィール
273 山内祥太
《恐怖の回り道》2017、ビデオインスタレーション
「恐怖の回り道」
私は「本物とは何か」というテーマで作品制作を行っています。それは私たちが生きるこの世界をどう捉え、代理表象(Representation)できるのか、ということを考え、形作ることです。「本物」の対義語は「偽物」という言葉にあたりますが、二項対立で表象できるほど現実世界は単純ではありません。私の目の前の世界がいつも伸縮を繰り返していて、その都度、前進したり後退したり距離を感じながら生活しています。
274 伊藤夏実
《天動説 動作の中心を捉える》2016、ベニヤ板、竹、画鋲、油性ペンキ
「動くものと動かないものとの境界も、力の中心も、無数にあるのではないか。」
運動の中心、天動説。
身の回りの相反するものでペアを作り、異なるもの同士を1つに統合する。それにより1つの中心が2つの相反する性格を持ち、境界線が混ざり合う。そのせめぎ合う力が物事の運動、変動の源だ。境界線・ペアをこの世界で見つけていくことで、運動を生み出す力の中心を多数見つけられるのではないか。
275 鹿野洋平
《すべてはよその声》2016、映像インスタレーション
「すべてはよその声」
1970年当時にオープンリールのテープレコーダーで録音された、私の親戚から送られてきた「声」。その音を素材に、現代に生きる様々な別人の身体の発話の様子をあてがうことで、過去の声の記憶を新たなイメージとして展示空間に再生していく。「声」というものがいかに個人的で生理的なものなのかを可視化し、今は亡き声との対話を試みる。
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関連イベント
オープニング・トーク
開催日時 | 7月22日(土)16:30-18:00
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ゲスト | 中野仁詞氏(公益財団法人神奈川芸術文化財団/ヨコハマトリエンナーレ2017 キュレーター)
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参加クリエーター
伊藤夏実
鹿野洋平
山内祥太