川久保ジョイ

レジデンス・プログラム

二国間交流事業プログラム(派遣)

更新日:2019.10.29


川久保ジョイ

参加プログラム 二国間交流事業プログラム(派遣)
活動拠点日本
滞在都市ロンドン
滞在期間
2014年9月 - 2014年10月
滞在目的

2012年以降は、写真とその存在論的側面、またメディウム性を探求するような作品を制作してきた。また、言語の媒体性と身体性にも興味を持って2013-2014年の一年間のTWS青山におけるレジデンスでは実験的な試みをしてきた。2014年5月から始まったTWS渋谷での成果展では写真とテキストを通じてこれらのテーマに関する探求を進めた。今回のレジデンスでは言語によるナラティブ、あるいはシェイクスピアを発端とするメタナラティブの系譜と写真によるリサーチを行いたいと思っている。

滞在中の活動

まず、イギリスの現代アート及び文学の物語という文脈に関して簡単なリサーチとヒアリングを進める予定です。可能であれば知人のつてでロンドン大学のジェレミー・ベンサムの剥製像について調べたいと思っている。これは実在人物と神話の間に点在するアイコンだと考えるからです。そこから、ストーリーテリング、現実と非現実の扱い方に関するリサーチを進めようと考えている。 同時にロンドン芸大でのレクチャーでは過去の自分の作品や日本でのレジデンスで得た福島原子力発電所関連作品にまつわるの体験や、日本文化についてのプレゼンテーションを行いたいと思う。 また、今回2014年の5月にTWS渋谷のレジデンス成果展の際に制作したいくつかの作品をロンドンで展示したいと考えており、その会場となりうる場所を探す作業も進めたい。

クリエーター情報

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