チョン・ジェヨン

レジデンス・プログラム

二都市間交流事業プログラム(招聘)

更新日:2026.10.22

チョン・ジェヨン

参加プログラム二国間交流事業プログラム(招聘)
活動拠点韓国
滞在都市東京
滞在期間2019年5月 - 2019年7月
滞在目的

ソウルにあった旧朝鮮総督府の建物を訪れたことのある方や、その建物に覚えがある日本人の方にインタビューし、建物に関する思い出を記録として残したいと考えている。特に、1987年から1995年にかけて、一般公開されていた時期にソウルを訪れた方へのインタビューを希望している。1987年以降、日本では、高校生の国際交流の場として、世界への視野を広げるための海外修学旅行が奨励され、韓国や旧朝鮮総督府は人気の訪問先となっていた。

滞在中の活動計画

・インタビュー対象の募集
・ワークショップや個別面談を行う
・インタビュー音声の記録
・音声記録の編集
・オープン・スタジオへ参加

滞在中に行ったリサーチ及び制作活動

私は、共同体の中で生活することによって、個性がどのように形成されていくのかを探求している。ソウルの旧朝鮮総督府を振り返り、古典的で洗練されたその建物が、博物館でもあったという自身の幼少期の記憶と、その建物を植民地支配の象徴と見なす韓国の公式な歴史解釈が対立していると感じた。
滞在中は、その建物を訪れたことのある人、そこで働いたことのある人、あるいはその建物を記憶している人々にインタビューを行うとともに、建物の取り壊しに関連する諸問題について様々な資料を調査した。その結果、個人的な記憶が、公式の記憶や、政治的イデオロギーや集団的利益によって形成された共通の認識と整合しない際に、生じる不協和を明らかにしたいと考えている。

滞在の成果

当初は、1986年から1995年の間にソウルの旧朝鮮総督府を訪れた、あるいはその記憶を持つ日本在住者3~5名にインタビューを行うことを目指していたが、実際に連絡を取り、面会してみると、彼らの記憶は曖昧であり、1995年の旧朝鮮総督府の取り壊しに関する情報にも相違があることがわかった。
そこで、私がその建物について覚えていることや知っていることを話してみたところ、相違点や誤解があることが判明した。さらに、日本語の記事や公文書、資料などを調査したところ、両国で入手できる情報がどれほど異なるかが明らかになった。幸いにも、様々な職業に就く4名の方へのインタビューを行うことができた。
今後も韓国の方たちへのインタビューを続けていきたいと考えている。例えば、同建物が博物館として使用されていた時期について話し合ったり、建築家の方々に異なる視点があるかどうかを伺ったりしたいと思っている。

《Memory Archive》シングルチャンネル・ビデオ、2019-

《Memory Archive》シングルチャンネル・ビデオ、2019-

《Memory Archive》シングルチャンネル・ビデオ、2019-

《A Sketch for a Foundation》シングルチャンネル・ビデオ(ループ)、2019

《A Sketch for a Foundation》シングルチャンネル・ビデオ(ループ)、2019

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