ボリャナ・ヴェンチスラヴォヴァ

レジデンス・プログラム

海外クリエーター招聘プログラム

更新日:2024.5.23

ボリャナ・ヴェンチスラヴォヴァ

参加プログラム海外クリエーター招聘プログラム
活動拠点ウィーン
滞在都市/滞在先東京
滞在期間2024年5月 - 2024年7月
滞在目的

日本における迷信の伝統と、それが異なる文化や文脈でどのように翻訳されているかを扱う。ジェンダーの不平等と差別、そしてフェミニズム運動の歴史についてより深く研究し、運動の創設メンバーの何人かにインタビューすることを目的としている。この研究では、政治的な側面だけでなく精神的な側面にも目を向け、特に今日に至るまでの歴史における抵抗と変革の手段について探求したい。日本では迷信が広く浸透しているため、迷信に焦点を当てたい。迷信は主に女性的な弱さの象徴と考えられているが、プログラムを通じて、その使い古された考えを覆し、女性のパワーを結集させるだけでなく、ジェンダーの不平等を癒すような、アーティスティックで魔術的な儀式を作りたいと思っている。女性の主人公たちが癒しやエンパワーメントのための「儀式」を行い、さまざまな行動や道具を使って自分の「声」を表現する参加型ビデオ作品の脚本を執筆する。ビデオやインスタレーション作品の制作と並行して、写真プロジェクトを展開することも考えている。

滞在中の活動
  • 地域の人々やコミュニティと関わることで日常生活における儀式、迷信、習慣について深く研究する。
  • 日本におけるジェンダー不平等や差別、フェミニズム運動の歴史について調査する。
  • フェミニズムの草の根運動の歴史に関わりをもつ公共空間の撮影場所を調査する。
  • 迷信とジェンダー不平等をテーマにした新作を制作する。
  • 地元のアートシーンのアーティスト、キュレーター、美術評論家と会う。

クリエーター情報

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