レジデンス・プログラム
芸術文化・国際機関推薦プログラム
更新日:2025.9.5
キム・スジョン
| 参加プログラム | 芸術文化・国際機関推薦プログラム |
| 活動拠点 | 釜山 |
| 滞在都市/滞在先 | 東京 |
| 滞在期間 | 2025年9月-2025年11月 |
滞在目的
フェミニストの視点や東アジアにおける親密な関係性の中に潜む暴力を探求することで、自身の表現を広げていく。幾重にも重なる歴史的と文化的な文脈を持つ東京は、愛という物語が、犠牲と沈黙を通じて女性の人生をいかに形作ってきたのかを検証する重要な場所となる。現地の視点と向き合うことで、国境を越えて共鳴する洞察を深めることを目指す。
レジデンスでは、日常化されたケアや権力の形態に疑問を投げかける作品を制作し、研究をさらに深化させる。
滞在中の活動
- 日本の伝統的な物語をリサーチし、女性たちの物語と文化史におけるその表現を探求する
- これらの物語が、現代の家庭生活におけるジェンダー役割や期待とどのように交差しているかを考察する
- アーティストや地域のネットワークを通じて出会った、20代~40代の日本人女性との対話とインタビューを実施する
- 収集した物語や経験をドローイングに翻訳し、感情的・構造的なテーマを視覚言語で表現する
- それらのドローイングを、インスタレーションのための日常的なオブジェとして構想し、親密な記憶や社会的パターンの具現化を試みる
クリエーター情報