景山 建

景山 建

KAGEYAMA Ken

プロフィール

景山健(かげやまけん)
1961 東京生まれ
1990 東京芸術大学大学院美術研究科壁画研究室修士課程修了
1997 米国カリフォルニア州
   ジェラッシー・アーティスト・イン・レジデンス・プログラム参加
スタジオエスワン(壁画工房s-one)代表、藝楽塾主宰、神奈川県鎌倉市在住

景山健は、世界各地で「ここにおいて(hereupon)」と題したアートプロジェクトを展開している。観客、場の特性、素材、アプローチなど様々な要素があいまって、「いまここでのみ」成立しうる、そしてそこで体験したことがきっかけとなって個人のうちに振りかえって味わえる――そうしたアートの特性を重視している。鮮やかに着色した割り箸を、海岸や野原にびっしりと道状に立てていく作品や、使われなくなった古い工場の中に土俵を作るなど、自然と人工が出会うランドアートになどを発表。また鎌倉建長寺内のお堂を恒常的に借りて「藝楽塾」を主宰しワークショップを行っている。さらに壁画工房s-oneを主宰し、こちらでは商業壁画を手がけるほかに横浜市内の各商店に交渉して、軒先に本物そっくりのバナナを描いていく「バナナプロジェクト」など、アートを通じて街や人とかかわるアートプロジェクトも発表し続けている。「越後妻有アートトリエンナーレ2000」、「神奈川アートアニュアル2001」、「桐生再演―街における試みシリーズ」招聘参加作家。

作品/パフォーマンスについて
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サマーアトリエ「わりばし巨木になる」(ワンダーキッズシリーズ「明日の神話―岡本太郎とワンダーキッズ」、2002、TWS本郷)
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