ニコラ・ルリーヴル

ニコラ・ルリーヴル

Nicolas LELIÈVRE

プロフィール
2001年建築家として卒業後すぐ、ビデオと写真は時間と空間の関係について考察する上で最もふさわしい特別な媒体であると考え、イメージ作品の制作に転向した。2003年から2008年にかけての、操り人形師ルノー・エルバンとのプロジェクト "The Centres Horizons" は、フランスの小さな町サン・ジャック・ド・ラ・ランドをはじめ、ベルリンやブエノスアイレス、モントリオール、リスボンといった大都市でも公開され、異なる都市地域を探索する機会となった。都市空間での表象と認識に関する彼の探求は、写真やビデオ、ライブ・パフォーマンスなどの様々な形をとっている。
ビデオ、アニメーション、合成そして3D模型などの異なるテクニックを使った写真やショート・フィルムを主に制作。また、演劇やダンス・パフォーマンスも手がけている。
作品/パフォーマンスについて

制作プロセスは主に2つに分けることができる。まず初めに、街に触れ、通りを歩きながら観察するものを写真にする。そして、被写体のものや風景自体やそれらのもつ関係性が意味を変容させるために写真に手を加える。それらの変容は主にデジタル加工によって行われるが、その効果は、ショート・ビデオ、スチール写真、又はわずかにインタラクティブなインスタレーションへとつながる。

空間、時間、存在―これらの言葉は私が作る作品の基礎となっている。私の写真は、これらの事柄が、単純でありながら予想外の方法で影響しあうことを意図したものととらえることが出来るだろう。

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