パトリック・レイシー (アバケ)

パトリック・レイシー (アバケ)

Patrick LACEY (ÅBÄKE)

プロフィール

 アバケはロンドン在住の4名のグラフィック・デザイナーによる共同体である。彼らの作品の多くは、デザインの社会的側面や、コラボレーションがプロジェクトにもたらす強さ、また、全てのプロジェクトに通ずる文脈特異性に意識を置いたものとなっている。プロジェクトは映像、ダンス、読書、食や料理、教えること、などに頻繁に関わっている。アバケ全体の活動には、Kitsuné、Social Pasta、 Trattoria & Dent De Leone、Publishing hut(house)などの12種のエイリアス(別名)がある。
(イギリス出身のPatrick Lacey、スウェーデン出身のKajisa Ståhl、フランス出身のBenjamin ReichenとMaki Suzukiにより、2000年夏に結成。)

 

作品/パフォーマンスについて

-the muse da Cidade(ポルトガル、リスボン):(美術館に展示されている)リスボンの街の模型に感激したが、美術館自体がそこに無いことに気付いた。アバケが地元建築家に依頼をし、美術館の模型を制作し、建物の裏庭に"mise en abyme"を置くという街の模型の地理に合わせて配置された。
-建物の裏庭には、"mise en abyme"を造る。(2009年9月、Experimenta(ポルトガル、リスボン)で開かれたグループ展"Timeless")

-Dent De Leone(新しく始めた独自の出版社)
身近な人々、または身近にいる制作協力者や、私達が敬服する人々と共同制作した本の出版

-The Tourists, Stanley Picker Gallery
(2009年夏、キングストン・アポン・テムズにあるStanley Picker Galleryにて"The Tourists"としての展示を実施)

人々、時間、お金、私達のスキルのなさ、そしてアマチュアリズムを含め、与えられた文脈(コンテクスト)に対する行為を表すこと。アバケは「不器用な」という意味である。

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