毛利悠子

毛利悠子

MOHRI Yuko

更新日:2011.12.1

プロフィール
1980年生まれ。2006年に東京藝術大学先端芸術表現科を修了。 消耗品や楽器を用い、独自の機械構造で動きや気配をつくるインスタレーションを制作、発表している。主な作品に《大船フラワーセンター》(「吾妻橋ダンスクロッシング」2011年、アサヒ・アートスクエア)、《相模湾大水槽》(「オカルトテクニクス」2010年、3331 Chiyoda Arts)、《大友良英Ensembles 2010|共振》(共作、2010年、水戸芸術館)、《ホリデイビキニ》(2010年、Uplink Gallery)、《ワンデイダラス》(2010年、路地と人)、《エブリデイラオス》(2010年、20202)がある。《ヴェクサシオン》にて、「トランスメディアーレ 銀賞」 (2006年)、「アルス・エレクトロニカ ホノラリー・メンション」を受賞。近年はパフォーマンスを介した一回性の作品発表も行なっており、大友良英、Sachiko M、牧野拓磨、後藤輝などと共演している。
作品/パフォーマンスについて
いままでのインスタレーションの中では、いろいろな日用品や楽器を用い、独自の機械構造で動きをつけ、モノが別の表情をみられるような、アプローチをしてきました。
例えば、私は記録媒体としてのモノというのに興味があります。アンティークのモノの錆び具合や劣化をみて「これは古い」と認識します。これは、モノが時間を記録していると言えます。これらモノの歴史をもとに、少し違った動きやアプローチをすることで、その歴史の重みが違う形でみえてくることがあります。この違ったアプローチを「誤解」と言うとします。
私はアジア人として、この「誤解」をもって、バルセロナで生活し、素材やアイデアを集めインスタレーションを制作することで、日常が特別なモノになっていくような制作をしていきたいと思っています。

01sagamibayaquarium.JPG

相模湾大水槽
インスタレーション、 2010、3331 Arts chiyoda.

02ofunaflowercenter.jpg
大船フラワーセンター
インスタレーション、 2011、アサヒアートスクエア

03ofunaflowercenter.JPG
大船フラワーセンター
インスタレーション、 2011、アサヒアートスクエア

04now1.jpg
Now Collection Night
パフォーマンス、2011、vacant

05now2.jpg

Now Collection Night
パフォーマンス、2011、vacant

06moremore2.JPG


07moremore1.JPG
ページの先頭へ