Diego PÉREZ
更新日:2025.12.4

1975年メキシコシティ生まれ。メキシコシティ在住。1999年、メキシコシティのEscuela Activa de Fotografíaディプロマ取得(写真技術)。
私は自らを学際的なアーティストであると考えている。ユーモアや遊びに関心があり、美術品と実用品、工芸品との境界を曖昧にするという発想に興味を持っている。 芸術は、私たちが好まないものを変えるための手段となり得ると考える。
主な展覧会・活動
2025年「Derivas de la forma escultórica: irrupción y densidad」Museo de Arte Moderno、メキシコシティ
2025年「30 años en el mundo del arte」Centro de las Artes Conarte、モンテレイ、メキシコ
2023年「La ofensiva del polvo」Museo de arte Carrillo Gil、メキシコシティ
2021年「Normal Exceptions: INSITE: Speech Acts」フメックス美術館、メキシコシティ
2020年「Historia de arena」RGR Gallery、メキシコシティ
受賞歴・助成金
2015〜2018年、2021〜2023年 National System of Art Creators [SNCA](彫刻分門)、メキシコ
2009年 テキサス大学ブラントン美術館にてレジデンス滞在、アメリカ
2007年 Banff Center for the Artsにてレジデンス滞在(National Fund for Culture and the Arts-FONCA助成)、バンフ、カナダ
私の制作活動は、主に二つの領域に焦点を当てている。第一に、社会的な相互作用を取り入れたサイトスペシフィックな作品。第二に、素材、その動き、そしてそれらが生み出す空間を探求するフォーマルなスタジオ作品である。サイトスペシフィックな作品においては、選ばれた場所の主観的な現実、社会的文脈、そして歴史を理解することを目的としている。また、共存の新たなあり方、空間の利用法、そしてその構成要素に関する代替的な解決策を模索し、実験を行っている。一方、スタジオ作品はより親密で瞑想的なものであるが、素材、その動き、空間における共存との間に相互的かつ相関的な関係を構築している。
私はもともと写真家としての訓練を受けたが、現在では写真、絵画、ドローイング、彫刻といったさまざまな媒体を用い、自らの関心や思想を表現している。プロジェクトにはそれぞれ固有の要請があると考えており、それに応じて適切なメディアを選択している。メッセージはメディアよりも重要であると信じている。

《Big armadillo》2006年、ミクストメディア、木材、本、タイヤ、Cプリント

《Nezahualcoyotl library》2006-2006、ミクストメディア、木材、本、タイヤ、Cプリント、170 x 125 cm
《Delirious still life》2023-2024年、トラバーチン大理石の彫刻

《Cube with tree anphitheaters》2022-2023年、石灰石と木材による彫刻

《Imprisioned man in boat with wall》2023年、テンペラ画(カーボン酸カルシウム〈クレタ〉と兎膠を使用)を段ボールに制作