魚住 紀代美

魚住 紀代美

UOZUMI Kiyomi

プロフィール

魚住紀代美 1981年生まれ。2004年に京都造形芸術大学美術工芸学科彫刻コースを卒業。

KIYOMI + TETSUHIRO UOZUMI/2004年より共同制作を開始し、2007年よりベルリン在住。2007年から2009年までベルリン芸術大学イケムラレイコクラス聴講生在籍。2012年から音に同調する光を使ったインスタレーションを展開。日常の些細な出来事から物語を導きだし、拾い集めた音や物の断片を構成するインスタレーション作品を発表している。主な個展に「JUST A DOG」(super bien、ベルリン、 2013)、「WAITING UNCERTAIN GREEN CIRCLE」(Institut fur Alles Mogliche、ベルリン、 2013)、「STREAMING GREEN CIRCLE」(愛知県立芸術大学サテライトギャラリー 、名古屋、2013年)などがある。

作品/パフォーマンスについて

日常に潜むささいな出来事を取り上げて、音や光、モノの断片を言語として物語を表現する事で作品を構成しています。 近年では異なる土地の音やモノのをひとつの空間に持ち込むことが多いのですが、それらを使うことで背景が異なる個人の差によって認識に異差が浮かび上がるのではないかと考えています。 その中でも、ひとが無意識に共有している認識を発見し、日常の中では知らない間に去来している小さな物語を通して、価値付けの難しい存在をそっと心にしまっていく体験ができる空間を目指しています。

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《ただの犬》、2013年、犬(布)、白熱電球、音響機器、サイズ可変

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《不確かなミドリの輪を待つ》、2013年、洗面器、水、白熱電球、音響機器、他、サイズ可変

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《ミドリの椅子をここにならべて》、2012年、椅子、少女(布)、ブラウン管テレビ、LED、白熱電球、音響機器、他、サイズ可変

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《曖昧の重さ》、2012年、天秤、携帯電話、他

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《NokiSaki》、2006年、白磁、羊毛、小麦粉、1200x660x500mm

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