Institute of Asian Performance Art: Tokyo 日/中/韓パフォーマンスとメディア 70's - 90's 

TOKAS Project

Institute of Asian Performance Art: Tokyo 日/中/韓パフォーマンスとメディア 70's - 90's 

TOKAS Project Vol. 1

開催情報

タイトルTOKAS Project Vol. 1 日/中/韓パフォーマンスとメディア 70's - 90's
Institute of Asian Performance Art: Tokyo
会 期2018年10月13日(土) - 2018年11月11日(日) 
休館日10/15・22・29、11/5
時 間11:00 - 19:00
入場料無料
主 催トーキョーアーツアンドスペース(公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都現代美術館)
協 力oers-Li Gallery、Gallery Hyundai、The Estate of Park Hyunki、東京藝術大学、David Roberts Art Foundation (DRAF)
会 場トーキョーアーツアンドスペース本郷
アーティスト出光真子
ジャン・ペイリー
パク・ヒョンギ
キュレーターヴィクター・ワン
内 容トーキョーアーツアンドスペース(TOKAS)では、2001年の開館以来、海外のアーティストやキュレーター、アートセンターや文化機関などと協働して展覧会や関連プログラムを実施してきました。2018年より、多文化的な視点を通じ、アートや社会など、様々なテーマについて思考するプログラム、TOKAS Projectを開始します。

初回となるTOKAS Project Vol. 1では、ロンドンと上海を拠点に活動するキュレーター、ヴィクター・ワンを迎え、日本、中国、韓国3名のビデオアートの先駆者たちを紹介し、パフォーマンス・アートとメディアを考察する展覧会「Institute of Asian Performance Art: Tokyo」を開催します。
展覧会について

本展の企画者、ヴィクター・ワンは、東アジアにおけるパフォーマンス・アートの歴史と発展を調査しており、2017年TOKASレジデンス・プログラムに参加し、ハイレッド・センターやゼロ次元など、1960~70年代の前衛芸術活動をとおして、日本におけるパフォーマンス・アートの歴史を考察しました。

当時のアーティストたちは、従来とは異なる新しい表現としてパフォーマンスを模索する一方で、その一過性のパフォーマンスは映像や写真で記録され、ビデオアート作品として残るようになりました。

その後、彼らはそのメディアを巧みに使い、表現の幅を広げていきました。ビデオという当時では新しい技術と映像表現により、西洋美術史の文脈にとらわれることなく、独自の美学とアプローチによって、自己や社会の変革を意識するような作品を制作することができたのです。

2018年9月にロンドンのディヴィッド・ロバーツ・アート・ファウンデーション(DRAF)でもワン企画による同タイトルの展覧会が開催され、高松次郎や平田実、キム・グリムら1950年代後半から70年代に活動したアーティストの作品が展示されます。DRAFでの展示に続き実施する本展では、日本、中国、韓国でビデオアートの先駆者とされるアーティスト、出光真子、ジャン・ペイリー、パク・ヒョンギの3名に焦点を当て、当時の作品を紹介しながら、現代へと繋がる潮流を辿ります。

プロフィール

出光真子|IDEMITSU Mako

《Woman's House》16mmフィルム 1972年

日本でのフェミニズム・アート、実験映画の先駆者として知られ る。1970年代からフィルムやビデオを用いた実験的な映像作品 を制作開始。
ジャン・ペイリー|ZHANG Peili

《30 x 30》シングル・チャンネル・ビデオ 1988年

中国のビデオアートの先駆者、また中国現代美術史を画する八 五美術運動('85 新潮)の中心人物として国際的に評価されているアーティスト。杭州の中国美術学院ニューメディアアート学部の創設にかかわり、また長年にわたり同学部で教鞭を執った教育者として、中国現代美術の発展における最も影響のある人物 の一人でもある。
パク・ヒョンギ|PARK Hyunki

《Media as Translators》記録写真 1982年

韓国でビデオを本格的に芸術表現に導入したビデオアートの先 駆者。作品の根底には東洋的な思想があり、同時に彼が否定し てきた西洋的な価値観や形式言語との結合を試み、世界に遍在 する静と動、聖と俗など、対極にある要素が共存することで発す るエネルギーを作品化しようとした。ビデオという当時では新し い媒体を用いながらも、韓国の伝統的な世界観の表現に注力 し、独自のスタイルを確立させた。
同時期開催Institute of Asian Performance Art -Curators' Series-
キュレーター:ヴィクター・ワン
会場:David Roberts Art Foundation (ロンドン)
会期:2018/9/27(木)-2018/10/28(日)
http://davidrobertsartfoundation.com/

関連イベント

IAPA キュレーター・トーク
タイトルInstitute of Asian Performance Art: Tokyo TOKAS Project Vol. 1 日/中/韓パフォーマンスとメディア 70's - 90's IAPA
キュレーター・トーク
開催日時10月9日(火)18:30~20:30
※入場無料、予約不要
出演ヴィクター・ワン
※日英逐次通訳あり 
モデレーター毛利嘉孝(社会学者/東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科教授)
会場東京藝術大学 音楽学部5-109教室(東京都台東区上野公園12-8)
主催トーキョーアーツアンドスペース、東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科
ジャン・ペイリー×ヴィクター・ワン トーク
タイトルInstitute of Asian Performance Art: Tokyo TOKAS Project Vol. 1 日/中/韓パフォーマンスとメディア 70's - 90's
ジャン・ペイリー×ヴィクター・ワン トーク
開催日時10月9日(火)18:30~20:30 ※入場無料、予約不要
出演ヴィクター・ワン、ジャン・ペイリー ※日中→日英逐次通訳あり
モデレーター毛利嘉孝(社会学者/東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科教授)
会場東京藝術大学 音楽学部5-109教室(東京都台東区上野公園12-8)
主催トーキョーアーツアンドスペース、東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科

※※※重要なお知らせ(10/3 更新)※※※
作家の都合によりジャン・ペイリーは欠席となりましたので、内容を変更して実施します。ご了承ください。
また、ジャン・ペイリーの欠席に伴い、日中通訳を日英通訳に変更いたします。

オープニング・レセプション
タイトルInstitute of Asian Performance Art: Tokyo TOKAS Project Vol. 1 日/中/韓パフォーマンスとメディア 70's - 90's
オープニング・レセプション
開催日時10月12日(金)18:00~20:00
会場トーキョーアーツアンドスペース本郷

参加クリエーター

出光真子
パク・ヒョンギ
ヴィクター・ワン
ジャン・ペイリー

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