FALSE SPACES 虚現空間

TOKAS Project

FALSE SPACES 虚現空間

TOKAS Project Vol. 2

開催概要

TOKAS では、2001年の開館以来、海外のアーティスト、キュレーター、アートセンターや文化機関などと協働して展覧会や関連プログラムを実施してきました。2018年より開始したTOKAS Projectは、国際的な交流を促進し、多文化的な視点を通じ、アートや社会など、様々なテーマについて思考するプログラムです。第2 回となるTOKAS Projectでは、香港アーツセンターと協働し、香港を拠点に活動するキュレーター、イップ・ユック=ユーとともに、日本と香港のメディア・アートを介して、地理的、物理的のみならず仮想の中にあらわれる空間について問う展覧会「FALSE SPACES 虚現空間」を開催します。

展覧会について

東京と香港は、その都市の規模に対する人口の多さに順応するために、建物は上へ上へとせり上がり、公共空間でのパーソナルスペースは狭小化されるなど、空間に対して共通の課題を抱いています。また、空間とは、地理や場所といった物理的状態に加え、私的、心理的、そしてサイバースペースに至るまで観念的な空間も含め様々な解釈が可能な概念です。そしてアーティストは自身が追い求める世界観を表現するために、現実世界とは異なる空間を構築し作品として展開させていきます。 本展では、日本と香港で活躍するメディア・アーティスト6組の作品をとおして、さまざまな空間認識を探求していきます。

タイトルFALSE SPACES  虚現空間 
会 期2019年10月12日(土) - 2019年11月10日(日)
休館日10/15、21、28、11/5
時 間11:00 - 19:00
入場料無料
主 催公益財団法人東京都歴史文化財団東京都現代美術館 トーキョーアーツアンドスペース、香港アーツセンター
会 場トーキョーアーツアンドスペース本郷
アーティスト伊藤隆介、津田道子、永田康祐、ン・ツー=クワン、ステラ・ソー、WARE
共同キュレーションイップ・ユック=ユー、香港アーツセンター・キュラトリアルチーム(Connie LAM、Gordon LO、Tobias TANG)
協力香港特別行政区政府 駐東京経済貿易代表部 / 香港特別行政区政府 民政事務局芸術発展基金 / DESIGN TRUST / TARO NASU
制作協力株式会社ストラタシス・ジャパン

             

伊藤隆介|ITO Ryusuke
1963年北海道生まれ。1992年シカゴ美術館附属大学大学院研究科修士課程修了。1988年東京造形大学造形学部デザイン学科卒業。ミニチュアのフィギュアやライブビデオ、モーターや視覚装置を用いて、革新的で空想的なメディア風景を創造する映像イン スタレーションで知られる。近年の主な展示に「The Remains of Cinema」(Künstlerhaus Halle für Kunst & Medie、グラーツ、オーストリア、2018)、「札幌国際芸術祭」(2017)など。

津田道子|TSUDA Michiko
1980年神奈川県生まれ。2013年東京藝術大学大学院映像研究科博士後期課程修了。映像の特性にもとづいた制作を主軸に置き、 映像、インスタレーション、パフォーマンス作品を制作している。近年の主な展示に「あいちトリエンナーレ2019」、「六本木クロッシング2019 展:つないでみる」(森美術館、東京)など。

永田康祐|NAGATA Kosuke
1990年愛知県生まれ。東京芸術大学映像研究科博士後期課程在籍。東京藝術大学大学院美術研究科修了。主に映像や写真を用いながら、さまざまな経験の条件となっている技術や制度に着目して制作を行っている。主な展示に「あいちトリエンナーレ2019」(愛知県美術館)、「第10回恵比寿映像祭」(東京都写真美術館、2018)、「OPEN SITE 2016-2017 『Therapist』」(トーキョーワン ダーサイト本郷、東京、2016)など。

ン・ツー=クワン|NG Tsz-Kwan
2000年セントラル・セント・マーチン(イギリス)にて修士号取得。 1997年香港中文大学美術学士課程卒業。電子アートや映像作品などを長きにわたり手掛け、インタラクティブ・メディア・デザインをアートの展覧会ほかコマーシャルな分野にも応用し発表している。また、さまざまなメディアを用いた統合的なデザインソリューションを開拓している。自身のデザインスタジオN.T. がハリウッド拠点の映画製作会社yU+co.,とパートナーシップを結んだ2006年から、yucolabの共同創立者を務める。

ステラ・ソー|Stella SO
2002年香港理工大学デザイン学科卒業。グラフィック・アーティスト、アニメーター、イラストレーターとして活躍し、受賞歴も多数あるソー独特の表現力に満ちたビジュアルスタイルと、香港の暮らしの何気ない物事や風景への洞察力溢れる作品は、本、雑誌、テレビ広告、ギャラリーなどで広く取り上げられている。主な展示歴:「旧正月ランタンディスプレイ2019 - 満開の輝く孔雀」(香港文化センター広場、2019)、「口伝の遺産シリーズII 香港無形 文化遺産代表作リスト」(三棟屋博物館、2018)など。

WARE
2008年香港城市大学クリエイティブメディア学院卒業。WAREはサミュエル・イップとトーマス・イプが設立した香港のメディア・アート・スタジオで、空間デザインから体験型デザイン、オーディエンス・エンゲージメントまで、さまざまな作品でテクノロジーと創造性の融合を目指す。イノベーションへの信念を強く抱き、先端のメディアテクノロジーを用いたデジタル体験の未来ビジョンを描く。近年はIncubator for Film and Visual media in Asia (ifva) の委託による映像インスタレーション《MNEMONIC》 (2018)で大きな注目と賞賛を得た。

キュレーター

イップ・ユック=ユー|IP Yuk-Yiu
メディア・アーティスト、教育者、インディペンデント・キュレーター。1974 年香港生まれ。香港を 拠点に活動。1998 年マサチューセッツ・カレッジ・オブ・アート・アンド・デザイン(ファインアー ト)修了。作品はヨーロピアン・メディア・アート・フェスティバルやニューヨーク映画祭、映像祭、 トランスメディアーレ、NTT インターコミュニケーション・センターなど国際的な展覧会で広く紹介 されている。主な展覧会に「OPEN SITE 2017-2018『 PLAY.GROUND』」(TOKAS 本郷、2017)など。
香港アーツセンター|Hong Kong Arts Centre
1977 年に設立された香港唯一の非営利芸術団体。現代アートの促進に取り組み、 劇場、映画館、ギャラリー、アートスクール、スタジオ、カフェ、オフィスを併設。 展覧会、パフォーマンスやスクリーニングなど、香港内外を問わず、さまざま な分野の幅広いアーティストを紹介するプログラムを発表し続けている。
■キュラトリアル・チーム:Connie LAM、Gordon LO、Tobias TANG

関連イベント

「FALSE SPACES 虚現空間」 オープニング・セレモニー&アーティスト・トーク
開催日時2019年10月12日(土)16:00 - 18:00
会場トーキョーアーツアンドスペース本郷
出演イップ・ユック=ユー
コニー・ラム(香港アーツセンター) 他

入場無料/予約不要/日英逐次通訳あり

参加クリエーター

イップ・ユック=ユー
伊藤隆介
永田康祐
ン・ツー=クワン
ステラ・ソー
津田道子
WARE

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