牧園憲二

レジデンス・プログラム

二都市間交流事業プログラム(派遣)

更新日:2019.10.4

牧園憲二

参加プログラム二国間交流事業プログラム(派遣)
活動拠点
日本
滞在都市/滞在先ソウル/MMCA レジデンシー・コヤン
滞在期間2018年6月 - 2018年8月
滞在目的

2017年6月に韓国の文在寅大統領が「エネルギーシフト宣言」を表明し脱原発を唱えた。隣国で提案された日本とは全く異なるエネルギー政策は、そこに住む人々にどのような影響を与えているのか、他者とのコラボレーションを通してプロジェクトを進めている自分にとって、日本での活動にも充分反映できる大変有意義な機会になると考えている。

滞在中の活動

<活動計画>
公募で集った人々とバンドを組む。ソウルに住む人々に「エネルギーシフト宣言」についての様々な考えをインタビューし、それを元にエネルギーをテーマにした曲をつくる。また演奏する際に生じたエネルギーを光に変換するインスタレーションを制作し、そのインスタレーションを利用しながら曲の発表を行うパフォーマンスを開催する。最終的にはバンドを組み曲を発表するまでの過程を記録した映像と、上記インスタレーションを組み合わせた展示を行う予定。

<目的>
メッセージを詩に託し、電気を使って放たれた曲は、誰かに共振することもなく、虚しい残響を生むだけかもしれない。これに何の意味があるのだろうか。しかしギターを弾くという行為は微弱ながらも発電している。物理現象としての、表現欲求というメタファーとしてのエネルギーを通じて個人と社会、エネルギー、電気、表現の関係性を考察したいと考えている。

クリエーター情報

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