アルブレヒト・ピシェル

レジデンス・プログラム

リサーチ・レジデンス・プログラム

更新日:2026.10.22

アルブレヒト・ピシェル

参加プログラム 
リサーチ・レジデンス・プログラム
活動拠点 ドイツ
滞在都市東京
滞在期間 
2019年6月 - 2019年7月
滞在目的

TOKAS滞在中は、日本のテクノアニミズムと神道に関する芸術的研究を行っている。テクノアニミズムとは、技術に人間的・精神的な特性を吹き込む文化的実践である。これは、技術、人間性、宗教が一体となることを前提としている。物理的な物体に精神的な特性を吹き込むという実践は、古くから日本の神道の一部として存在してきた。私の研究は、日本が急速に近代化へと移行する中で、いかにして技術を「精霊が宿る世界」の一部として受け入れ続けてきたかに焦点を当てている。テクノアニミズムを、近代性という言説とその裏側にあるアニミズムという言説が和解し得る場として理解しようと試みている。

滞在中の活動計画

・日本文化におけるテクノアニミズムと神道に関する研究
・根津神社、湯島天神、神田明神などの神社の訪問
・カワダロボティクス株式会社への訪問
・オープン・スタジオで新作の発表

滞在中に行ったリサーチ及び制作活動

滞在中は、日本のテクノアニミズムについて研究を行った。これは、無生物やテクノロジーに人間的・霊的な特性が吹き込まれる文化的実践であり、日本の伝統的な神道にそのルーツを持っている。今日、この概念は、無数に存在する「カワイイ」化された物体や商品、ロボット工学、そしてより広くは、無生物が共感を受け、仮定された主体性を付与されるという現象の中に現れている。アニミズム的な考え方は、究極的には、芸術の本質―その能動性、語り、行動し、何かを発する能力とみなされるもの―について考察するための背景として機能し得る。日本の人々との日常的な会話を通じて、彼らがテクノロジーと実際にどのような関係性を築いているかを学ぶことから、ロボット工学の研究者たちとのより専門的な交流に至るまで、私の経験は非常に充実したものだった。テクノロジーを祀る神社や、私の関心に関連する博物館・機関への訪問も、研究にとって大いに有益であった。

滞在の成果

オープン・スタジオでは、スクリーンセーバーを潜在的な生命体として表現したサイトスペシフィックな作品を制作した。テクノアニミズムについて2ヶ月間にわたり行った実り多い研究期間を、日本とドイツで今後実現するプロジェクトや芸術作品の起点および基盤と捉えている。

オープン・スタジオでの展示風景



神田明神IT情報安全守護(リサーチ)

法輪寺 電電塔(リサーチ)

クリエーター情報

施設案内
Our Facilities

ページの先頭へ