綾野文麿

レジデンス・プログラム

二都市間交流事業プログラム(派遣)

更新日:2024.9.13

綾野文麿

参加プログラム 二都市間交流事業プログラム(派遣)
活動拠点東京
滞在都市/滞在先ブリュッセル/ウィールズ
滞在期間2024年9月 - 2024年12月
滞在目的

《Teller》は、ドイツ滞在時に経験したファストフード事情、紙皿で食べ物が配膳されることやその後に紙皿に残る油染みから着想を得て、その紙皿と残る食べ跡が日常を物語るものだと考えています。このようなファストフード事情は、ベルギーにもフライドポテトとして存在する。ベルギーにおいてこのような食文化に触れることはどのような影響があったか、独自のファストフードはどのようなものかをお皿を通して物語りたいと考えています。

滞在中の活動
  • ブリュッセルでのファストフード文化のリサーチと記録
  • 紙皿についてのリサーチ
  • 制作材料の収集
  • 作品の制作
  • オープンスタジオ・展示
滞在中に行ったリサーチ及び制作活動

ベルギーに代表される名物料理のひとつとしてFrites(フライドポテト)がある。そのFritesにまつわる様々な話からベルギーの歴史やベルギー人のアイデンティティについて紐解いていった。また、滞在都市のブリュッセルではJeu de Balleという有名な蚤の市があり、そこには多くの個人の持ち物、家具からお皿、服や家族写真までが売られ、自分の制作素材として写真や小物を買い集めては、与えられたスタジオで様々な作品を制作した。これらふたつのリサーチによってインスタレーションを制作した。

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FrietMuseum(フリッツ博物館)

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FrietMuseum(フリッツ博物館)

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WIELSでのミーティングの様子

滞在の成果

今回WIELSに3ヶ月滞在し、広々としたスタジオでの制作で作品制作に集中し、多くの作品が生まれた。またメンターやレジデントからのとても意味のあるフィードバックをもらえた。滞在中に多くの展示やパフォーマンス、オープニング、イベント等での現地アーティストとの交流ができた。WIELSが企画したスタジオビジットによって多くのキュレーターやアーティストに話を伺えて、様々な視点から作品や制作について講評してもらえた。 多くの作品を生み出すことができたので、今後はそれらの展示また発展を期待している。また多くの芸術関係の方との交流を通して、今後の展示機会やコラボレーションを期待している。

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WIELSのOpen School#9

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WIELSのOpen School#9

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WIELSのOpen School#9

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WIELSのOpen School#9

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WIELSのOpen School#9

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WIELSのOpen School#9

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WIELSのOpen School#9

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WIELSのOpen School#9での奥村雄樹と木下スーチャンとの対談

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WIELSのレジデントとの集合写真

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施設紹介
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