宇佐美奈緒

レジデンス・プログラム

二都市間交流事業プログラム(派遣)

更新日:2025.12.22

宇佐美奈緒

参加プログラム 二都市間交流事業プログラム(派遣)
活動拠点東京
滞在都市/滞在先ベルリン/カリーズ
滞在期間2025年9月 - 2025年11月
滞在目的

ベルリンの地下のリサーチをもとに、ビデオゲーム作品とパフォーマンス作品を制作する。
ベルリンの壁の地下にトンネルを掘った人々の体験と当時の政治的な状況をリサーチする。今も街に残るテクノ音楽やファッションの「アンダーグラウンド」文化の背景を共に、現在と過去を繋ぐような物語を制作する。パフォー マンス作品は、振付家・ダンサーの小林萌と共に制作予定。

滞在中の活動
  • ベルリン地下社会博物館にて、地下(核シェルター、脱出トンネル、地下鉄駅の廃墟)についてのリサーチ
  • 壁博物館、東ベルリン博物館、連合国博物館にて冷戦時代の歴史と政治状況のリサーチ
  • テクノクラブにて音楽やファッションなどアンダーグラウンド文化のリサーチ
  • コンピューターゲーム博物館にてドイツのビデオゲームやボードゲームのリサーチ
  • モーションキャプチャやVR ヘッドセットを用いたパフォーマンスのワークショップ開催
  • ゲーム作品の制作と展示、パフォーマンス開催
滞在中に行ったリサーチ及び制作活動

戦争の歴史が残る地下壕のツアーや強制収容所などを訪れ、抑圧され制限された⾝体のリサーチを⾏った。 サーモグラフィカメラや3D-CG を使⽤し、戦争を経験した⼈々や遺物の温度を可視化しながら、⾝体の 記憶と痕跡を探った。オープンスタジオでは、未来と過去を⾏き来するビデオゲーム作品を発表した。また、振付家・パフォーマーである⼩林萌を迎え、ビニールに包まれ制限された⼩林の⾝体と宇佐美が作成した3D-CG映像が呼応し合うパフォーマンス作品を発表した。

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"Inner murmur" (2025, パフォーマンス, ミクストメディア) Photo by Leonard Neuberger

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"Inner murmur" (2025, パフォーマンス, ミクストメディア) Photo by Leonard Neuberger

滞在の成果

ベルリンの地下ツアーを実際に訪れたことにより、現場の空気や温度、匂いなどを知覚的に体験できた。 オープンスタジオでビデオゲームを発表したが、やはり制作する時間が⾜りなかった。今後も開発を続け ていき、来年のTOKASでの成果発表までには作品を完成させ、満⾜のいく形で発表したい。 また、今回コラボレーターである⼩林と共同制作をし、彼⼥の意⾒や考え⽅に刺激を受けた。パフォーマ ンスやビデオゲームの共通点や相違点を話し合うことができ、とても興味深かった。

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"Inner murmur" (2025, パフォーマンス, ミクストメディア) Photo by Leonard Neuberger

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"Inner murmur" (2025, パフォーマンス, ミクストメディア) Photo by Leonard Neuberger

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