ニーン=文子・山本・マッソン

ニーン=文子・山本・マッソン

Nine Fumiko YAMAMOTO-MASSON

プロフィール

ニーン=文子・山本・マッソンは、学際的な日仏アーティスト、研究者、コミュニティ・オーガナイザーとして活動する。ソルボンヌ大学(パリ)、フンボルト大学(ベルリン)、ニューヨーク大学、ロンドン大学ゴールドスミス・カレッジ、早稲田大学(東京)で文化研究、英米研究、美術史、日本研究、映画学を学び、現在はアムステルダム大学文化分析学部で博士課程に在籍している。

最近の展覧会
2023年「Shipless Oceans」Latra Art Centre、ミティリニ、レスボス島、ギリシャ
2023年「Labyrinths & Ladders – Against the Weaponization of Time」Refugio & Widerstandsmuseum Galiläkirche、ベルリン
2022年「Become Indecipherable」London Conference in Critical Thought、バークベック・カレッジ、ロンドン
2022年「Noguchi: Resonances」バービカン・センター、ロンドン
2020年「Hitobashira no monogatari」F Factory、ニューヨーク

その他活動歴
2022年 BIPoC Ukraine & friends in Germany, mutual aid community (@bipocukraine on Instagram) 共同創設者
2021年 ライプツィヒ大学講師(日本学)
2022年 IMPACT Funding award, Berlin Senate Department for Culture and Europe 受賞

作品について

ニーン=文子・山本・マッソンの作品は、学術的・芸術的研究と学際的な芸術実践(方法としてのグリッチ、直接行動としてのアート)を用いて、帝国主義の(新)植民地的ジェンダー、人種差別、階級主義のネクロポリティクスを分析し、これらの権力と知識の体制は、疎外された人々を空間だけでなく時間的にも支配しようとし、過去と未来とそれらの重なりの上でも支配を求める。
彼女の芸術的研究と実践は、多くの方法と形態(ドローイング、インスタレーション、社会的実践、パフォーマンス、執筆、映像、キュレーションなど)を包含し、常にリサーチと概念的なアプローチに根ざしながら、理論、詩、遊び心によって活性化され、語られないもののために余白を残している。

《49 Days》2021年、パフォーマンス、マルチメディア・インスタレーション
Performance art festival 「Moving into Sunlight」(ベルリン)にて発表

《Allegiance to Nothing #04 (Collapse of Empire)》2020年、パフォーマンスのためのインスタレーション
テキスタイル、真鍮、アクリル、1520 x 1520 x 762 mm
FFactory (ニューヨーク)での展示風景

《キリキリKIRIKIRI》2021年、パフォーマンスとビデオ(20分)
Performance Art Festival Berlin 2021 / APAL (Asian Performing Artists Lab)にて発表

《Is a Film a Bone》2020年, エッセイフィルム(10分)
展覧会「Where Will I Be Buried」(2020年、ニューヨーク)と Queer Asia Film Festival (2021年、ロンドン)

《2 Become None》2019年、インスタレーション、サイズ可変(3000 x 1500 x 1500mm)
紙にインク、マイラーフィルム、ループビデオ、スチール製ホイッスル、ダストマスク、プログラミングされた電子機器

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