パク・ミンハ

プロフィール

1985年韓国生まれ。ソウルを拠点に活動。2013年カリフォルニア芸術大学（CalArts）修了（美術）。 

パクは、映画、ビデオ・インスタレーション、出版物、音響作品を含む幅広い実践を行うアーティスト兼映画作家。

主な活動・展覧会
2025年 「NEW: VISION AWARD」Kunsthal Charlottenborg、コペンハーゲン
2024年 「Foreverism: Endless Horizons」イルミン美術館、ソウル
2024年 「Time Paradox」Cylinder 2、ソウル
2023年 「Shadow Planet」クンストラーハウス・ベタニエン、ベルリン
2022年 「Facing the Movement」、Lux Moving Image、ロンドン

作品について

パクの実践は、私たちの感覚世界を形作る枠組みを解読し、隠された物語を明らかにする。特に、科学、歴史、メディア技術から派生した視聴覚的副産物である光学の系譜に関心がある。物、場所、オンライン・アーカイブに現れるこれらの副産物をたどることで、彼女は亡霊のように残る分散した声を発見する。これらの声は、彼女が映画、サウンド作品、ビデオ・インスタレーション、書籍を通して構築する物語の中で可視化される。彼女の活動は、実際の出来事や資料に基づいた広範なリサーチを含み、サイエンス・フィクションとドキュメンタリーを統合し、最終的には私たちの時代を支配する信念体系に疑問を投げかける。