Eduardo CASTILLO-VINUESA
更新日:2025.5.21
1989年グラナダ生まれ。マドリード在住。2017年マドリード工科大学建築学科修了。
エドゥアルド・カスティーリョ・ビヌエサは建築家、キュレーター、教育者であり、気候、テクノロジー、地政学の交差点を探求する作品を発表している。建築、インスティテューショナル・デザイン、映像制作、オルタナティブなキュレーター戦略など、学際的な活動を通して、空間的・視覚的文化が現代の統治形態や生態学的変容をどのように形作るかを研究している。
主な展覧会・活動
2025年「Ocean futurismos」 国連海洋会議、ニース、フランス
2024年「Weather Premium」国立アジア文化殿堂
、光州広域市、韓国
2024年「Maquinas Alimentarias」Proyector、メキシコシティ
2024年「Synthetic Minds」Medialab Matadero、マドリード
2023年「Foodscapes」第18回ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展、ヴェネチア
受賞歴・助成など
2024年 FAD prize for thought and criticism
2023年 キュレーター、スペイン・パヴィリオン 第18回ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展
2021年-現在 Associate Professor of Architecture at ETSAM-UPM
カスティーリョの関心の中心は、惑星の都市化と地球をジオエンジニアリングするテラフォーミングプロセスとの相互作用にある。天候修正プログラムや気候変動ファイナンスから、農業スタックの領土的な意味合いまで、地球をデザインされたオブジェクトとする重要なインフラに焦点を当てている。現在進行中の研究には、大気の商品化の約束と落とし穴を検証する「Skynomics(スカイノミクス)」、世界の食糧システムを支える建築と生態系を長期的に調査する「Foodscapes(フードスケープス)」などがある。フィールドワーク、アーカイブ・リサーチ、スペキュラティヴ・デザインの間を行き来しながら、彼の実践は、権力が作用する空間的道具を暴き出し、それらをより公正な惑星の未来に向けてどのように再利用できるかを探求することで、一種のインフラストラクチュアル・アクティヴィズムに取り組んでいる。
《Weather Premium》2024年、オーディオビジュアル・インスタレーション、特注スピーカー、リアルタイム・シミュレーション with Luiza Crosman, Will Freudenheim, Artem Konevskih, Kat Austen
《Strata Incognita》2023年、短編映画、「Foodscapes」の一部 Grandeza Studio + Locument
《Foodscapes》
2023年、展覧会、厚紙に写真、様々なサイズ
《OpenLAB02 The Metabolic Sublime》2023年、集団的研究と創造のための学際的プログラム
クレジット
《Green Military New Deal》2020年、エッセイ映画 With Iuliia Gankevich, Andrey Shevlyakov