ACT (Artists Contemporary TOKAS) Vol. 3
トーキョーアーツアンドスペース(TOKAS)のプログラムに参加経験のあるアーティストを中心に構成する企画展「ACT (Artists Contemporary TOKAS)」。第3回となる今年度は、新型コロナウイルスの影響により開始間もなく中止となった「ACT Vol. 2 『停滞フィールド』」の参加作家である田中秀介、広瀬菜々&永谷一馬、渡辺豪の3組を再び迎え開催します。
「停滞フィールド」とは、時間が停滞した領域のことを指します。SF作品やゲームに登場するこの領域は、しばしば装置を起動させることによって作り出され、時間が止まる、あるいは極度に遅延することで、その領域では内部の物体の動きが停止しているように見えます。
参加アーティストの3組は、時空間に僅かな操作を施し、そこから生まれる差異や歪みを取り入れることで、物事の見方を問い直す作品を制作してきました。本展覧会では、1年前の展示から引き伸ばされた時間に対峙しながら、未知のウイルスによって人々の活動が滞り、今では停滞フィールドの内部に取り込まれたかのような社会を、それぞれの視点から捉えようと試みます。
タイトル | 停滞フィールド 2020→2021 |
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会 期 | 2021年2月20日(土) - 3月21日(日) |
休館日 | 2/22、3/1、3/8、3/15 |
時 間 | 11:00 - 19:00 |
入場料 | 無料 |
主 催 | 公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都現代美術館 トーキョーアーツアンドスペース |
会 場 | トーキョーアーツアンドスペース本郷 |
アーティスト | 田中秀介、広瀬菜々&永谷一馬、渡辺 豪 |
協 力 | ANOMALY |
田中秀介
田中秀介
田中秀介《代替ひとからげ》
2021 キャンバスに油彩
広瀬菜々&永谷一馬《Still life》
2013年からの継続作品 磁器
広瀬菜々&永谷一馬《Still life》
広瀬菜々&永谷一馬《Still life》
渡辺 豪《自分の成分》
2020 アニメーション(ダブルチャンネル)
渡辺 豪《自分の成分》
渡辺 豪《停滞フィールド》
2020-2021 アニメーション
アーティストインタビューと展示風景を公開しています。
田中秀介
制作:髙橋 健治
広瀬菜々&永谷一馬